「ダイナミクス」を意識していますか!?(前編)【メンタルブロックストラテジー・Vol.953】

いつもついつい音が
大きくなってしまって…

いつもついつい
興奮してしまって…

あなたにも,そんな
経験はありませんか?

音の強弱の事を

「ダイナミクス」

と言いますが,

セッションだけでなく

普段の演奏からこの
ダイナミクスの
幅を意識したら,

同じようなフレーズでも
実に多彩な表現が
可能になります!!

実は,これは
普段の会話でも
同じことが言えます!

音楽とコミュニケーションは
このようにとても
密接に関係していて,

当然と言えば
当然なのですが,

大きな音量・ボリュームで
場を盛り上げる
こともできますし,

一方で,小音量のままの
絶妙なダイナミクス
コントロールでも,

ジワっと渋い
盛り上げ方をする
事だってできるのです!!

ソロを一つとっても,
普段のバッキングであっても,

音量を上げるだけでなく,
逆に音量を
ぐっと抑える事で

一気に場が締まって
カッコ良くなることも
実は多いのです!

まさに逆転の発想!

もちろん熟練の
プレイヤーは,

このダイナミクスレンジ(範囲)が
とても広く,

かつ的確なダイナミクスで
更に演奏内容に相乗効果を
掛けることができます!

上達のコツは,
そういう相手の

良いところを徹底的に
パクる(笑)と同時に,

どうやって今の自分自身に
できる形でそれらを
取り込む事ができるかを,

実践しながら試して
やってみること!!

せめて,弱・中・強という
大まかな設定からで
十分なので,

普段の演奏からでも
積極的に取り入れてみたら,

同じようなフレーズでも
全く印象が違ってきます!

注意したいのが,

大体の方はここを
「上手くできるかどうか」
を考えがちなのですが,

残酷な言い方で
申し訳ないですが,

ほぼ100%,最初の内は
失敗するでしょう!

しかしそれもそのはずで,

やった事のない事に
挑戦しようと
しているのですから,

当たり前といえば
当たり前の話です!!

だからこそ,何度も
出来るまでアウトプットする

継続的な行動力の方が
重要になってきます!

大事なのは,

「上手くできるかどうか」

よりも,はるかに

「やりながら
どんどん修正していく」

スピード感の方が
大事なのです!

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