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音楽と共感力の密接な関係!【メンタルブロックストラテジー・Vol.818】

演奏の内容をその場で
決めるジャムセッション
ではもちろんのこと,

バンド演奏でも,
弾き語りでも周囲の

音をしっかり聴くと
いうことはとても
重要なのですが,

今日はそのもっと
深い部分に触れて
みたいと思います!

ジャムセッションや
楽器演奏も,その本質は

コミュニケーションに
あるのですが,

そのコミュニケーションが
そもそも上手く行かない
ような人もいます!

これにはいくつか
原因があるのですが,

・自分の演奏で一杯一杯で
相手や周囲の音まで
聴く余裕がない

・自分が演奏で
目立とうとしたり
良く見せようとしている

というようなことが
考えられます!

前者の場合は,

周囲の音を聴く
意思はあるものの

経験や場数が少ない
事から来ているので,

これに関しては引き続き
場数と経験を積み続ける

ことが問題解決への
近道となります!

問題は後者の

「虚飾性や
承認欲求の空回り」

のパターンで,

この場合は自分自身に
関心が強く,周囲や
他者に対しての関心が

薄い場合がほとんどで,

ひどい場合は

「自己愛性
パーソナリティ障害」

とも言われるような
人間性のために,

周囲を蹴落としてでも
自分が目立とうと
する場合も見られます!

悲しい事に
ミュージシャンには,
もちろん全部とは
言いませんが

この後者のタイプの
人間が少なからず存在し,

その周りにいる
ミュージシャンは

酷い精神的苦痛や
メンタルブロックを

抱えてしまう
ケースも多いのです!

この手のタイプの人は
コミュニケーションを

そもそも取る気が
ない事が多く,

遅かれ早かれ
対人トラブルの種に
なる事も珍しくありません!

この記事の読者さんで
いらっしゃるあなたも,

こういったパターンに
見覚えはありませんか!?

そもそも
コミュニケーションを,
もっと噛み砕いて
考えてみますと

「相手に対しての共感能力」

であると言えるのでは
ないでしょうか?

言い換えると,

相手の音を聴く

=相手・周囲の話を聴く
=その相手・周囲に
対して関心を持つ

ということになり,

楽器演奏をする側にも,

共演者や聴衆に
対する関心や,その
心情を想像する力があれば

コミュニケーションも
より円滑になり,

演奏やジャムセッションでの
反応もより円滑になり,

変化にも敏感になり,

トラブルがあっても
復帰しやすくなる訳です!

先ほどあげたタイプの
人とは正反対に,

音楽的にも対人関係的にも
いい事づくめで
あると言えますね!

もちろん演奏でも
テクニックや知識が

あった方が有利
とも言えますが,

それだけでは不十分で,

この共感力・周囲への
関心を磨く事で

意外なほど道が拓ける
場合も多いでしょう!

それくらいこの
コミュニケーションの
根源とも言える,

共感力・他者への関心,
想像力は普段の演奏
だけでなく,

楽しく音楽活動を
続けて行くために重要な

人間関係の構築にも
大いに役立つ事でしょう!

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