コミュニケーション力が演奏を制す【メンタルブロックストラテジー・Vol.632】

ジャムセッション中の
音のやりとり…

どうやら,会話での
コミュニケーションの
取り方によく似ている…

あなたも
そう感じたことは
ありませんか!?

昨今では
コミュニケーションを
取る手段も,

実際に会っての
会話だけでなく

スマホやSNSなどの
普及により,

オンラインでの
やりとりなど多様化
してきましたね!

記事に書き込みなどの
反応があったりすると,

あなたも嬉しく
感じることも多いのでは
ないでしょうか!?

特に嬉しく感じる
要因としては,やはり

「その記事という
トピックをしっかり読んで,

その上でキャッチボールを
して頂いていると
分かること」

ではないかと思うのです…

ちゃんと文章を
読んで頂いている!

という事が
実感できるので!

逆に,想像以上に

その記事に対して
内容そっちのけで,

コメントとして
(自分自身の記事で
なら結構ですが)
全く関係のないことや
自分のことしか

書いていない人も
増えているのですが,

そういったコメントには
私は一切反応しない
ようにしています!

そう…ジャムセッションでも

その場全体が楽しい!
と感じている時は,

「必ずといって良いほど,

打てば響く!
コール&レスポンス!
ボケとツッコミ!

といった,双方向の
コミュニケーション」

が生まれているように
あなたも思いませんか!?

普段の会話などでも
応用できる,

心理カウンセリングの
世界では

「傾聴(けいちょう)」

という考え方があり

「まずは相手の話に
しっかり耳を傾け,

その伝えたい事に
共感する!」

というものがあります!

もちろん楽器での
ことなので

弾く・吹くことも
もちろん大事ですが,

相手の音をしっかり
聴くためには

「まずは弾かずに,
相手の表現に
耳を傾ける」

場面も,とても
必要なのでは
ないかと思うのです!!

そして!そこから
生まれる相乗効果
というのが,

まさにセッションという

「音の会話」

での醍醐味だとも
思うのですね!!

私もこれまで10年くらい
ジャムセッションホストを
やってきましたが,

上手くて印象に残り,
しかもとても良い人!
というセッション
プレイヤーは,

すべからくこの

「弾かずに聴く!」

という事をセッションで
徹底できていると
実感しています!

逆に,

「テクニックはあるけど…
上手いのは上手いけど…
なんかイヤな印象…」

と思われてしまう人は

「聴かずに弾く!」

という感じで,

自分の演奏にしか
興味がなく,周囲と
コミュニケーションを
するどころか,

表面的にはたとえ
愛想良くても
ひどい場合には

「他の共演者は自分を
引き立てる為にいる」

くらいにしか
思っていない,

またそう言った
スタンドプレイを

してしまう傾向が
強いように感じます!

こうなるといつまでも

「弾かずに聴く!」

という,とても
重要なポイントに
気づく事ができず,

行き詰まりや
停滞の道から

抜けることは
難しいでしょう!

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