「見直し」にとても重要なこと【メンタルブロックストラテジー・Vol.444】

楽器などの練習を
日課にされている方も
多いと思いますが,

時間をかければ
上達する…という
ものでもありません!

では,何が上達の
決め手になる
のでしょうか!?

よく言われる

「その道のプロに
なるには1万時間の
練習が必要!」

という,

「10000時間の法則」

をあなたはご存知ですか!?

確かに,

「その成し遂げたい
ことに,どれだけの
時間と労力をかける
ことができるか」

というのは,
とても大事です!

ただ,

18歳から本格的に
音楽を初めて,

20歳でプロデビューする
ミュージシャンもいれば,

その道30年以上の
楽器プレイヤーの方が

実はそれほどにも
上達していない…

(別にどちらが良くて
良くないという話を
ここでしている
のではありません!

ご本人がそれで
良ければ,全てOK!)

という,様々なケースが
ある事を考えると,

必ずしも

「10000時間さえ
練習した事実が
出来れば何でも
プロレベルになる!」

という訳ではない
事が分かります!

では,何が決め手に
なるのでしょうか!?

ここで私自身,

自分自身の演奏能力が
大きくレベルアップ
したと言える時期と,

その時どういう
行動を取っていたかを

簡単に振り返って
みたいと思います!

1;高校3年間

・ギターとコード,
音楽理論を独学で
勉強し始める

・でもギターを持って
いなかったので,

登校時はほぼ毎日
音楽室で学校の
備品のギターを
借りてひたすら研究

・必要な資金は
昼食を我慢して捻出

・ベースは友人から
数年間借りる

2;フリーター時代

・ようやく自分の
ベースを買う

・Jaco Pastoriusや
Marcus Millerなどの

名ベーシストの
演奏をひたすら
聴いて,研究する

・ジャムセッションに
参加するようになる

・ありとあらゆる
ジャンルの音楽を
聴き込んでみる

・この時すでに
海外での音楽の
武者修行に照準を
合わせていたので,
その準備も兼ねる

3;カナダ在住時

・黙々と練習できる
時間ができる

・路上演奏がそのまま
収入にも繋がる

・BluesやJazzなどの
ジャムセッションの
環境が豊富
(でもJazzは挫折…)

・仕事としての演奏を
経験し,責任感を持つ

4;カナダ帰国後~現在

・引き続き仕事としての
演奏を経ての場数を踏む

・挫折していたJazz系の
演奏にも着手

・新しいジャンルにも
積極的にチャレンジ

・必要かつやりたい
演奏にライブを絞る

・ジャムセッションの
ホストに取り組む

このように
自身の行動を
まとめてみますと,

いくらか見えてくる
事があります!

・時間はもとより,
音楽に「情熱」を
注いでいる

・やることを極力絞り,
一極集中して取り組む

・次のステージに向けて,
どうなりたいかを
明確に持っている

・上手く行こうが
行くまいが,
行動をし続けている

要は,

「やるべきことに
集中して,そこに
全力を注いで行動する」

という事を徹底して
いる事が分かります!

その度にチャレンジと
失敗・挫折の
繰り返しですが,

言い換えるとそれは

「試行錯誤の末の
行動の効率化」

とも捉える
事ができます!

最初はたとえ満足いく
結果が出せずとも,

行動と目標を
よく見直して,

次の一手を打つべく
行動を重ね,
その行動が

「本当に効果が
あったのか」

を客観的に
見つめ直して,

・効果のあった事は
どんどん取り入れ,
続ける

・効果が実感
できなかった事は,
すぐに止めて
別の方法を探す

ということを実は
徹底していたのです!

時間も努力も,
もちろん大事では
あるのですが,

見当違いの努力は,
効果を生まないばかりか

モチベーションも
低下し,時間の浪費と
なりかねません…

そのために,

「何を優先するのか,
プランを組んで
行動を重ねる」

「プランもまた
内容が変化するかも
しれないので,

その時は変化した
内容を踏まえた
プランに練り直す」

という見直しを
徹底する事で,

たとえ最初は
時間がかかって
非効率だとしても,

そこでの非効率や
不便から学んで
効率化を図る事で,

有限である人生にも,
道は開けてくると
言えますね!

ぜひ,取り入れられる
所から実践し,

ご参考にして
頂ければ幸いです!

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