頭で良い感情や出来事を思い出そう!【メンタルブロックストラテジー・Vol.743】

あぁ…ライブで
ココの所ミスった…

ああ,ここはもっと
こう弾きたかったのに…

あなたは,演奏後でも
そんな事ばかり思い
続けていませんか??

生演奏では時には
何らかのミスや
トラブルもあります!

これは現実的にどうしても
避けられない事!

だからこそ,

「そのミスをどう捉え,
自分の中で捉え方を
再構築するか!」

ということは,

音楽を楽しく
続けていく上で

とても大事な
事だと思うのです!

しかし,なかなかそう
考えられないのは

「ミス=
怒られる
呆れられる
干される」

などの,ミスをした後の
周囲の反応に対して

あなたが恐怖や
不安を感じておられる
からではないでしょうか?

一方で,

たとえ本番中にミスや
トラブルがあったとしても,

それをステージングに
取り込んでしまったり,

笑いに持って
行ってさらに場を
盛り上げたりと,

ハプニングをむしろ
武器にしている

ミュージシャンも多い
という事実があります!

両者には,果たして
どのような差が
あるのでしょうか!?


結論から言いますと,
そこは,やはり

「ミスに対する捉え方」

の違い!

ミスやハプニングで

「出鼻をくじかれてしまう」

タイプの方は,

前述の通り,完璧主義で
ミスに対してとても
後ろ向きな感情を

抱いていることが
多いように思います!


「ミスしたこと自体」

というよりも,
ミスをしたことで

「他のメンバーと
険悪になったり,

いわれのない
誹謗中傷を受けたり」

と,「ミス」とセットに
なって起こった
望ましくない事が,

気持ちを引きずって
しまっているような
事が考えられます!

そして,その場面が
脳内で事あるごとに
何度も繰り返し蘇り,

何度も続けば続くほど,

どんどん音楽に対する
モチベーションも
損なわれてきてしまいます…


これでは,到底楽しい
音楽が出来ているとは
言い難い状態で,

そんな環境からは,
可能な限りすぐに

離れられた方が
良いように思います!

ところで,脳科学的に人は

「今までの経験だけで,
これからチャレンジ
することが

上手くいくかどうかを
判断する傾向がある」

そうです!

言い換えればこれは,

「今までは上手く
行っていなかった
かもしれないが,

次回も結果が
出せないとは限らず,

やってみないと
分からない」

ということでもあります!

そう!

次は手法や環境など
条件を変えてみて,

同じ事でもさらに
チャレンジすれば,

その回は上手くいくかも
しれないわけです!

どうせ同じ脳内で
リフレインするならば,

ミスが原因で起こった
望ましくない事よりも

「上手く行った事」
「楽しかったステージ」
「楽しかった時の明るい表情」

といったことの
イメージを繰り返す
練習をあなたの中で

始めてみられた方が
良いように思います!

ミスやハプニングを
武器にしている人は

これが自然に
出来ていることが多く,

これが出来るように
なるととても強いですし,

もっと気分的に
楽になると思います!

どうせ何回も繰り返し
思い出すなら
「楽しかったこと」を!

楽器演奏は,
メンタルの状態が
モロに出てくるモノ…

まずはあなたご自身が
楽しんで音を
出すところから

スタートすることが
大切であると言えます!

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