笑いから見る自己肯定感と客観性【メンタルブロックストラテジー・Vol.897】

今日の記事は,
読者さんから頂いた
有り難いご感想の中で,

あなたとシェアしたいものを
紹介させて頂きます!

(M. N.さんから頂いたご感想)
新澤さーん

毎日読んでますよー

先日は、某Facebook
動画の微妙なボケに

突っ込んでいただき
ありがとうございました(笑)

音感やフレーズの
センスだけでなく

ギャグやボケの
センスも磨いて
いきたいと思いますので、

ご指導、ご鞭撻のほど
よろしくお願いいたします。
(以上)


M. N.さん,興味深いご感想を
ありがとうございます(^^)!

あなたもご存知の通り,

私は生まれも育ちも
関西で,いわゆる
生粋の関西人!

常に笑いとボケ・
ツッコミの中で

今現在も生き抜いて
おります(笑)

そんな私も関西以外の
所に出かけた時に,

そういう関西の笑いの
風土を外から客観的に

見ることが増えた中,
見えてきたことがあります!

人が笑いを取ろうと
する根底には,

「周りの人に
楽しんでもらいたい」

という事があるのですが,

プロの芸人さんでも
ない限りは,そこの

根底にある部分が
大事なのであって,

スベる(芸人用語で
笑いが取れなかったこと)
ことがあっても,

構わず笑いを
取り続けようと,

どんどん笑いを
取りに行く事の方が

大事ではないかと
強く思うのです!

私の個人的な
経験でも思いますが,

笑いを取りに行く
面白い人や,ユーモアへの
感度が高い人は,

(実際にそれが笑いが
取れているかどうかや,

個人の笑いのセンスなどは
ここでは重要ではありません!)

ジャムセッションでも
抜群のパフォーマンスを
発揮しているように思います!

そういう意味でも,

私はギャグやボケの
センスを磨くことは,

(これは,発する側だけでなく,
ユーモアを感じる
アンテナも然りです!

どちら向きかというのは,
性格や個人差も
ある話なので!!)

実は結局は音楽的能力や
コミュニケーション
能力の向上にも
繋がると思っています!

そして,その要因は
大きく分けて二つあって,

一つは自己肯定感の高さ!

もう一つは客観性や
コミュニケーション性
にあたるものが

大きいのではないかと
私は考えています!

今日はまず,
自己肯定感の高さと

笑いを取りに行く
事についてお話し
していきます!

これまでの記事でも
お伝えした通り,

自己肯定感が低ければ,

音楽の上達だけでなく,
コミュニケーション力にも

マイナスになりかねない!
という話をしているのですが,

自己肯定感の低い人は,

必要以上に自分を
カッコよく
見せようとしたり,

完璧に見せようとしたり,

俺って凄いだろ!と
思ってもらおう
としたりして,

笑いやユーモアを軽視して

「次元の低いもの」

とみなしている人が

全てではないにしろ,
とても多い
ように思います!

それをキャラメイクや
セルフプロモーションとして,

意図的にやっているのなら
分かるのですが,

そうでもない限りは,

必要以上に自分を大きく
見せようとするのは,

周囲環境のためよりも

自分自身への
利己的な理由になり,

同じような人からは
好感を持たれるでしょうが,

結局これは

「他人によりも自分自身に
興味が向いている」

ことになるので,

それ以外の方からは
浮いた印象を持たれて,

敬遠されたり,
時には距離を置かれたり
することもあるでしょう!

しかし,笑いや
ユーモアを大事に
される方は,

そのアウトプットや
笑いのセンスは
ひとまず置いておいて,

「他人に対して興味がある」

という共通点があります!

つまり,自分自身
だけでなく周りの
人も楽しめているか!?

という事に,常に気を
張り巡らせているのです!

笑いがウケるか
スベるかはあくまでも
結果であって,

大事なのは,

「その場全体で
楽しんでいこうと
しているかどうか」

「自分だけでなく
他人に対しても
興味関心を持っているか」

という所!

そして,これこそが

コミュニケーションの
原点とも言えるのでは
ないかと思うのです!

たとえその時はウケなくても,

「何がウケなかったのか」
「どうしたらウケるのか」
「相手は何を求めているのか」

という,相手視点を
意識して考えて
行けるようになるので,

それで軌道修正して
変化をさせながら,

どんどんセンスを
磨いて行けるわけです!

これは「量質転化」といって,

「質を高めるには
結局は量・場数!」

という事を示しています!

そして,そういった
他者の反応を観察し,

他者の思考や
ニーズを推察することで,

自分自身の視点や
認知を微調整していく

客観的な視点・認知
(メタ認知)こそが,

ジャムセッションだけに
留まらず,これからの

音楽シーンや音楽業界
そのものの重要な
キーワードになって行くだろう…

という事を,私は今
ヒシヒシと実感しています!

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