2020春節の中国ドタバタ劇

実は1月末に春節期間に帰国し、挙式を挙げた。帰国日は1/23。武漢が封鎖された日だ。


1月に入り武漢で怪しいウイルスが蔓延していると話題になっていたが、習近平国家主席が1/20にウイルス対策を指示してから、事態は急変。

私の住む広州の空港でも、出国の際の検査が厳しくなり、早めに空港へ到着したほうが良い。と言われていた。

出発便は8:30なので通常なら2時間ぐらい前に空港へ到着するように向かう。

しかし、乗り遅れて結婚式に行けないという最悪の事態を回避するため、1時間予定を早めた。

結果的に空港にいる人のほとんどがマスクをしていたというのがいつもとの違いで、普通に搭乗ゲートまで行けてしまい。3時間暇つぶしすることになった。。。

無事に出国できれば、あとはスムーズ。当時は日本でも中国からの渡航者に対する隔離意識も厳重ではなく、自宅待機指示はなし。何とか挙式を終えることができた。(出席者は無事誰も感染してません。)

春節期間は中国で感染が拡大している時期であったことから、中国内でマスクが枯渇。自分用に探すも1月末時点ですでに薬局に在庫はなく、穴場であった100均で少しずつダイソーで仕入れていた。

そんな折、同僚から日本で探してほしいと連絡が。正直、連絡遅いよ。。。と思いながらも、毎日5・6件薬局や100均を回り何とかかき集めた。

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と思っていたら、赴任先へ出勤が難しそうだから、1週間中国へ戻るのを遅らせなさいと会社から指示が。

一番喜んだのは、うちの妻。新婚旅行として、妻の行ったことのない北海道へ行くことになった。→別で記事を書くが、ここでもコロナウイルスを拾わなくてよかった。。。

そして、1週間後ついに中国へ戻る日。

前日に妻の実家へ車を預けに行ったら、そのまま財布を忘れ、お義母さんに駅まで出てきてもらってしまったが、何とか飛行機の時間には間に合った。

どうせ中国に戻ってから暇だろうし、本でも空港で買おうと思っていたが、最後に薬局廻りをして羽田空港到着口近くで5枚ゲットしていたら、時間が無くなり、欲しい本を見つけられなかった。。。空港で本を探すのはやめたほうがいい。

航空機内は非常に厳戒態勢で、雑誌類もなく、ヘッドホンもなかった。映画が見られず。Bluetoothは持っていたのに、アナログなイヤホンがなかったのは痛恨だった。

私は、普段喉を保護するために搭乗中マスクを装着していますが、今回は全員がマスクを装着した異様な状態。離陸前に体調を申告するWechatの申請用QRコードをCAさんが携帯を見せながら回って、みんな入力していた。

ここでGetしたバーコードを到着後にイミグレで読み取ってもらえばすぐに通れたが、入力できてないと紙媒体でちょっと手間がかかって大変そうだった。

機内食も最小限。飲み物は水の配布のみ。あるだけマシって感じ。

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空港到着後、会社に迎えの車を手配してもらっていたので、そのままホテルへと戻ったが、同じように海外赴任している人しか日本人はいなかったように思う。家族を連れている人も皆無だった。

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