初めてできた彼女に浮気されてた件について

どうもノリです。あなたが今この投稿を見ているということは、これを書いた僕は恐らく虚無な一日を過ごしたのだと思われます。悲しい。
さあ今回は少し僕の昔話をしていこうと思います。
なんでそんな話をするかというとおもろいかなって思ったからです。それだけです。
まあ題名をみればどんな話かは一目瞭然だと思いますが、そうゆう話をしていこうと思います。

まずこの話をするためには僕の若かりし中学時代に遡ります。
中学時代の僕は野球部に所属しておりそこで部長という立場にいました。また学業の方もテストの順位自体はいつも半分よりは上だったり、教科によってはかなり上位の位置にもいたりして、まあまあ勉強もできる方ではありました。
今は部屋にこもりがちでネットやアコギやゲームに食らいついている僕とは、まさに真逆の存在であったということはまずみなさん頭の片隅においてここからの話を聞いてもらえるといいと思います。
またこの話で出てくる僕の初めての彼女の名前はFとして話を進めていくこととします。

Fとの出会いは中学校1年生のときのクラスが同じだったとこですね。
僕の中学校は大きく分けて二つの小学校が生徒の大半を占める中学校でした。僕が通ってたK小学校と、もう一つ同じぐらいの規模のH小学校の二つの小学校が一緒に合わさって、一学年250人、全校生徒700~800人ほどの中学校でした。
普通に行けばクラスの比率はだいたいどのクラスもK小学校とH小学校の生徒で半々ぐらいの割合になるのですが、なぜか僕のクラスはH小学校の人数の方が多かった記憶があります。
つまり中学校という初めての環境で、慣れしたしんだ人が少ない状態から僕の中学校生活はスタートしたのです。

その中でたしかFとは最初の名前の順で席が近かったことで仲良くなった気がします。席が近いと給食とか班活動とかで同じグループになる確率高いじゃないですか。正直おとなしい子だったので喋っているところはろくに見なかったし、自分から誰かに話しかけるというタイプにも見えなかったし、俗にいう「ああ、陰キャやなあ」という印象を僕は持っていました。

しかし徐々にH小学校多めのクラスにも慣れ、Fとも同じ掃除当番の班だったこともあり入学当時よりも喋るようになりました。そうしていくうちにFに小学校時代からの彼氏がいるという話を聞きます。
僕は全然そうゆうタイプには見えなかったので「ええ!?マジ!?」と本気で驚きましたね。
しかししばらくすると他に好きな人が出来たとかいう理由で分かれていました。
このとき割とあっさり別れたなぁって感じた記憶があります。結構仲良かったように僕には見えてたので。

その後中学校でLINEがに流行ります。まだインスタやその他SNSの存在も使い方もろくに知らなかった僕たちは、いかにLINEのタイムラインの投稿にスタンプがもらえるか、いかにLINEでの友達が多いか、などがちょっとしたステータスになってたわけですね。
そんななか中学一年生からスマホを持っていた僕は案の定その流れに乗る様にしてLINEにハマります。しょっちゅう誰かからチャットが来てないか、タイムラインの投稿にどのくらいスタンプが押されたかとかを気にしてました。
そのころちょうど学校で掃除中にFから「LINEやってる?」と聞かれることがありまし。僕は逆にFこそLINEやってんの?とおもってしまいました。
とりあえずお互いの共通の友達から連絡先をもらい、そこでFとLINEで繋がる日々が始まることになりました。

正直日々どんな会話をLINEでしてたとかあんまり思い出せないんですが、多分一番恋バナをしていたと思います。これ今自分で思い出してもすごく意外に感じる。
まあ基本的には僕というよりFの恋の相談に僕が乗るみたいな感じだったと思います。K君に告白されて付き合って別れるまでの話とか、FがクラスのTくんに告白して振られた話などを聞かされて励ましたこともありました。
多分自分の恋の話はあまりしなかったなって思いますね。
ここら辺でFは恋多き女なんだなってことに気づきます。
たまに「好きな人いないの?」って何度か聞かれたけど、多分好きな人がいるって思われんのが恥ずかしくてずっと「いない」って答えてたような気がします。若い。(ほんとは別に好きな人がいた気がする)

そんなこんなで日々が進み一年生の終盤、今でも覚えてることがあります。確か移動教室の時、一つのテーブルに4人で座る授業があったんですが、僕の目の前がFだった時がありました。
そん時なんかめっちゃ足を蹴られたんですね。なぜか。最初はよくあるちょっかいかなと思って僕も数回やり返したんですが、向こうがずっと蹴るのを止めない。授業終わるまでずっと蹴ってきたんです。なんか僕も楽しくなってきちゃってずっと蹴り返してました。
その時の同じテーブルの他の二人にばれないようにお互い蹴ってたのがなんかちょっと楽しくて(多分二人の秘密的なのがいいんでしょうね)、このころにはちょっと僕の方から好きになってましたね。
ちょろい。
ちなみに他の二人には多分バレてた。

その後すごく印象に残る出来事がありました。
突然Fが「好きな人の名前紙に書いて渡すから、そっちも好きな人の名前書いて交換しよう」って言われました。
そのころから少し僕もFを恋愛対象として意識するようになっていたのでこれには動揺しました。
ここで僕は勝手に自分に選択を迫りました。
それはFの名前を書くかどうか。
この頃にはなんかわかんないけど「最近Fと俺いい感じだし、もしかして俺のこと好きなんじゃね?」って勝手に思い始めていたので、
「これはもしかして僕をさそっているのか!?」
という心と
「いや普通に興味本位なのかもしれない」
という心の二つが衝突しました。

しかしここでヘタレノリ君は考えた末に「いない」って書きました。
なんかどうしようもない。
結果ここでは何もなく、中学一年生が幕を閉じました。

中学二年生に上がった僕はFとは違うクラスになりました。
それからはしばらくはFとは連絡は取っていませんでした。

しかし突然その連絡が再開しました。そのきっかけは覚えていないんですが、二年生の途中で連絡を再開したのだけは覚えてます。

ちょっとここら辺はほんとにしっかり覚えていないので、皆さんに詳しくは伝えられないんですがここら辺の時期は「ああこいつ明らかに俺のこと好きだな?」みたいな出来事がいくつかあった気がします。
一番よく覚えてるのはある日のLINEでFがある占いの結果を見せてきた時でした。
そこにはFのフルネームの漢字と僕のフルネームの漢字で姓名判断での相性診断の結果でした。
たしか相性が30%ぐらいで、Fに「ノリさんと私ってやっぱり相性悪いのかなあ」なんて言われたのを鮮明に覚えています。
この時のLINEを見せて「これって、実際俺のこと好きだよなあ!?」って友達に声張って聞いたのも覚えてます。

そんな思わせぶりなLINEが数日続いたのち、ある日「いま私が告白したらOKしてくれる?」というメッセージが届き、僕は「うん」って答えました。
この頃にはもうお互いが暗黙に両想いだった気がします。

そんなこんなで僕の初の彼女は意外にも僕が告白される側で付き合い始めることになりました。

確かこの時1年半以上は付き合いたいね!って言われた気がします。

この言葉少し引っかかりますよね?
だって付き合うに年数も何もどうでもいいじゃないですか。だってお互い付き合いたいから付き合う。それがだめなら別れる。
僕は恋愛ってそうゆうもんだと思ってたから、なんかこの言葉に引っかかったのを覚えています。

その後暇な日に遊びに誘ったんですが生憎「予定が合わない」みたいな理由で断られました。
放課後も帰り道が反対方向なので一緒に帰ったことはありませんでした。

まあFの親が厳しくてなかなか家を出れないのは知っていたので別にそこまで気にはしませんでした。実際Fは学年でも結構テスト結果が優秀だったので。
別にLINEでやり取りできるし学校でもそれなりに会えるから良いか、ぐらいに思っていました。

しかしそんな僕の幸せな時は長くは続きませんでした。
一か月半ほどたったある日、突然「別れたいです」とLINEが来ました。
僕は突然の出来事過ぎて頭が回りませんでした。

その後心を落ち着かせてから少しFとLINEでやりとりして、「ああ、Fの心はもう僕からは離れているな」ということを確認し、
「そうかあ、まあしょうがないね」
と言って別れました。

まあ僕は相手の心が離れてしまったんならもうしょうがないと、自分の中で一応納得はしていました。
しかし二人デートらしいデートもせずにフラれたのは結構ショックでした。
しかも一年半じゃなくて一か月半だし。
先に言い出したのはそっちなのに…

それから数日後、あることを耳にします。
「おいFもう別の男と付き合ってるらしいぞ」と。

震えましたね。数か月、最低でも一か月後ぐらいならわかるんですが、
数日!?いやそれは早すぎるやろと。
それを聞いた女子の友達もなんか可哀そうって珍しく励まされました。

僕はこの時、怒りよりも恥ずかしさが勝手しまっていたので、
「もうこの話はやめてくれー!」
って思ってました。
だって恥ずかしいじゃん。
別れた彼女がすぐに別の男作って、しかもそれに対して怒るのも恥ずかしいって僕は思ってました。
その女の子の心を引き留められなかったのは男のせいだって思ってる節があるので。

その後さらに同じ友達から
「お前別れたのいつだっけ」って聞かれました。
日にちを答えると、
「おい、その日にはF付き合って数日たってるぞ」
って言われました。

驚きましたね。別れてから数日でも心が痛いのにそれが、付き合ってた最中に他の男と付き合い始めてたなんて、
とてもあの頃の僕に耐えられる真実とは思えないですね。しかも初めての彼女に。
よく頑張ったぞ、ノリ君。

その後もFは数人の男と付き合っては分かれてを繰り返してたみたいですね。
清楚な顔してほんとに怖い。

とまあこんな感じで僕の初めての彼女はまあまあ悲惨な結果になったんじゃないでしょうか?
「そんなの全然悲惨じゃなーよ!俺なんかもっと…」みたいな声もあると思います。
黙れ。

今思えば僕と付き合う前から恋多き女なのは一目瞭然なわけで、そりゃそうなるわって思いますね。

でもね、でも、この時ノリ君は年齢=彼女いない歴です。
また中学校で恋人がいることは一種のステータスのようなところがあるので、彼女という存在は死ぬほど欲しかったのが正直なところ。

いやね、でも別に僕はそんなこと考えずにちゃんと付き合いたいから付き合ったわけですが、
向こうはそうじゃない心が少なからずあったのかなと思ってしまうのは否めない。

この頃から少し異性との関わり方が分からなくなったなって少し感じますね。
それぐらい僕には衝撃的な出来事ではありました。

正直Fとその男子の間に詳しくどのようなやり取りや経緯があったのかは怖くて聞けてないのでわかりません。
もしかしたら本当は別れてから付き合ったかもしれないし真相はわかりませんが、
でもだとしても数日は辛すぎる。
しかも中学校という狭いコミュニティでのこの出来事は思春期の僕には大ダメージでした。
だってそれからしばらく、
「あいつはフラれた彼女にすぐ別の男作られたやつ」
って思われんのがすごく恥ずかしくてとても嫌だったから。
まあ実際のところそんな感じの目で見てくるような人は誰一人いませんでしたが。(僕が思ってる限りでは)

まあそんな感じでこの話は終わりたいと思います。
ここまで読んでくれ人はグダグダとつまらない文を読んで下さりありがとうございました。
今回は客観的な文章を書くのが難しい内容だったため、お見苦しい内容になってしまっていること、お詫び申し上げます。

それでもこの思い出を文章にすることで少し僕もスッキリして未来の自分に向き合えそうです。
まあ彼女なし童貞大学生なんですが。

最後にこの話から何が言いたいかというと
「恋は見た目と振る舞いに騙されんなよ!」
ってことだけです。
それが言いたいだけ。

そんなこんなで今回は終わります
ありがとうございました。




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