【SDGs】今日からできるSDGsの取り組み フェアトレード商品を使おう。
最近、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)という言葉が身近になり、テレビや新聞、ネット上でもその取り組みが取り上げられています。
SDGsとは、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択され『2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す』ための国際目標で、17のゴールと169のターゲットから構成されています。
SDGsって言葉は知ってるけど、何をしたらいいの?と思われている方も多いのではないでしょうか。今回は、今日からできるSDGsの取り組みの1つをご紹介します。
『フェアトレード商品を使おう』
今日からできるSDGsの取り組みの1つとして
「フェアトレード商品を使う」があります。
1、そもそも、フェアトレードとは?
フェアトレード(fair trade)は、直訳すると「公平・公正な貿易」です。
今の時代、スーパーに行くと、世界各国で生産された野菜や果物だけでなく、様々な食料品や製品が身近に手に入ります。
時には、驚くほど安い価格で販売されていて、消費者の立場からすると嬉しい限りですが、生産者の立場に立つと「安すぎる=利益にならない」とも捉えることが出来ます。中には、生産者の立場が弱く、不当に安く買い叩かれているケースもあります。
フェアトレードは「公平・公正な貿易」を行い、生産者の雇用や安定した生活を確保するだけでなく、働く意欲や、良質な商品の生産にも繋がります。
2、フェアトレード商品にはどうゆうものがあるの?
フェアトレード認証の製品市場で大きな割合を占めるのはコーヒですが、他にも果物や野菜、紅茶や蜂蜜、コットンやサッカーボールなどもあります。
フェアトレード製品を検索できるサイトがあるので、気になる商品を探してみるのもいいかもしれません。
3、フェアトレード商品はどこで買えるの?
一番身近な場所では、コンビニにもフェアトレード商品を見つけることができます。他にも、イオンやコストコ、成城石井でもフェアトレードの商品を発見することができました。是非、『フェアトレード認証マーク』を目印に探してみてください。
フェアトレード認証マーク(出典:フェアトレード ジャパン公式HP)
4、フェアトレードとSDGsとの関係は?
フェアトレードとSDGsにはどのような関係があるのでしょうか。
実はフェアトレードの商品を使うことで、SDGsの全項目に直接的または間接的に関係してくると言われています。
特に、以下の項目は、FATO(フェアトレード・アボガシー・オフィス)が特定している、SDGsに直接的に関わる8項目です。
目標1、貧困をなくそう
目標2、飢餓をゼロに
目標5、ジェンダー平等を実現しよう
目標8、働きがいも経済成長も
目標10、人や国の不平等をなくそう
目標12、つくる責任つかう責任
目標13、気候変動に具体的な対策を
目標17、パートナーシップで目標を達成しよう
普段使っている日用品を、フェアトレード商品に変えるだけで、これだけのSDGs目標に貢献できるのはいいですね。
5、まとめ
SDGsという言葉が浸透し始めて、国や企業の取り組みだけでなく、個人としても取り組める行動の1つが「フェアトレードの商品を使うこと」です。
持続可能な社会を築くために、
身近な所から1人1人が行動を変えていけたらいいですね。
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