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【ボイトレ・脳トレ・シニアライフ】第35話


N♠「前回に紹介したエントロピーの概念は、自然界の大法則なので脳みそに叩き込んどくんだぞ。発声に活用できると、ジャンプアップは、間違いないからね。
これまで虚数に取り組んできたのは、自然界が虚数を軸に成り立っているからなんだ。最小の量子・最大の宇宙・人体・・・全てが虚数を無視して語れない事を、脳みそに刷り込んで置いてね。」

B♡「そんな事考えたこと無いけど、虚数軸と身体の軸(背骨)とは同じと思っていいのね。」

N♠「そうだよね。さらに言えば、
(虚数軸)=(身体軸)=(背骨)=(呼吸軸)
となる。
虚数に本籍を置いている神様は、背骨を呼吸軸に取る事で、無駄のない活動に繋がる事を心得ている訳だ。筋肉細胞達は、息(虚数)に支配されているのを待っているだけで良いので、筋肉から活動を仕掛ける必要がない。脱力が絶対必要!な訳だ。」

B♡「腹式呼吸では背骨(呼吸軸)の出入口が肛門だと思っていいのよね。だから風船のポッチが肛門括約筋と思っていればいいんだ。」

N♠「その通りだけど、括約筋の脱力を忘れないでね。この辺りはちょっとボイトレが必要だよね。Bincoのように息(虚数)依存のボイトレが出来かけていると、難なくクリアできるよね。もっと言えば、息(虚数)の流れだけに注目してボイトレを進めれば、筋肉側に意識を置く必要が無くなるので余計な無駄をカットできるよね。」

B♡「息(虚数)の流れが今一、分からないわ。
吸う息・吐く息の流れ具合が大ざっぱなので、整理出来て無いわね。」

N♠「左右の腹部筋肉で挟まれたスキマを縦円だと考えると、「吸う息=中心点に向かう流れ」&「吐く息=中心点から円周方向に向かう流れ」はすぐ理解できるよね。この時、円周の最下部、肛門辺りが息の出入口なので、中心点から真下に伸びる半径線を呼吸軸として使いこなしてるかな?」

B♡「腹式呼吸のことは、やってる積りだけど、呼吸軸を細く出来てないような気がするわ。」

N♠「そこまで分かっていれば、中々のもんだ。そこからもう一歩進んで、その時、呼吸軸まわりの、脱力筋の変化に気が付いて欲しい。呼吸力の強さに比例して締め付けられる体感をバロメーターにしてボイトレに役立てて欲し

いぞ。この事は、以前取り上げたリンゴのクボミ形状をヒントになるかもね」

【数学好きの方の為のボイトレ数式コーナー】
腹部の縦円の最下部を息(虚数)の出入口に設定すると、身体構造上、吸う息は腹側の円周に沿って背中側へ移動する右手左巻きの渦巻を造ります。吐く息は右手右巻きの渦を造りながら円周最下部から排出されます。この様に円周気道を意識すると、息(虚数)の流れが、スッキリします。虚数主導の場合、吸う息(虚数)が発声振動を起こしますから、吐く息(虚数)が息継ぎの役目を担います。数学的には、円周に沿って流れる息(虚数)が音声波動を誘発する訳です。私のやり方では、円周最下部に原点(0点)を取って、円周沿いに波動関数を思い浮かべながらフーリエ変換ボイトレを進めています。当然、円周は波動円周となって声を生み出します。実例を上げれ

ば、猛烈な台風の目から吸い上げられる風の流れが周りの雨雲をかき回す様子そのものです。

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