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【ボイトレ・脳トレ・シニアライフ】第64話

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N♠「Bincoが今、四苦八苦して戸惑っているのが、「首回り」にある声帯・

舌根への対応だ。舌根は食べ物を味わって、ゴックンと食道へ送り込む筋力最強のパーツだよね。この舌根を、息(虚数君)の支配下に置く操作は、さすがのBincoもうろたえて居る。舌根の操作は、「首回り」の前側にある声帯(のど仏)へ直接の影響を与えるから、繊細この上ない。」

B♡「舌は食べ物を飲み込む毎に、声帯を閉じて誤嚥を防ぐのよね。食事中に、しゃべるのは、ある意味では声帯閉鎖によるボイトレ効果が期待できそうね。」

N♠「そこんとこに気が付いたら、舌根操作に多少意識が有る訳だ。食事中の舌根は、めちゃ筋力操作だから、脱力主導のボイトレとは真逆の操作だ。然しながら、舌根の動きは同等だ。即ち、完全脱力で舌根を操作出来れば、舌根ボイトレの初期操作は完成だ。」

B♡「そうすると、食べ物の代わりに、息(虚数)を飲み込めば、ボイトレ操作に成るわね。でも、息(虚数)を飲み込んでも誤嚥操作に繋がりそうに無いわ。」

N♠「舌根のボイトレは、脱力が大前提だよね。食事をする為のパーツ(舌根)は、食事に最適な筋肉に仕上がっているんだ。当然、このムキムキの筋肉を、柔軟筋に変えてやるボイトレ操作が絶対条件となる。Bincoが一気に対応できないのは当然だ。緊迫した場面で息を呑む一瞬は、ボイトレの参考になるかもね。」

B♡「私の声は、「筋力60%、息力40%」らしいのよ。そんな事、自分では分からないけど、Ai採点コメントやNoriコメントだと,息(虚数)力Upが直近の課題なのよね。どうも腹式呼吸が甘いらしいのよ。舌根に意識が向かうと、尚更、腹式呼吸が忘れがちになるわ。」

N♠「息(虚数君)のパワーUpは、腹部の担当だ。「首回り」の息(虚数君)操作は、腹部で作り出された息(虚数君)のウワズミでボイトレする意識が良いかもね。「首回り」と「腹部」とは、メビウスの帯で繋いでおけば良い。下辺で生まれる息(虚数君)の圧力は、なだらかに伝えられるので、ボイトレの中で、試して欲しい。メビウスの帯は、吐く息・吸う息を切れ目なく繋いでくれるはずだ。」

【数学好きの方のための数式コーナー】
声振動をイメージする方法は様々ありますが、左右の「手のひら」のスキマに流れる息がによって誘発される「手のひら」の「皮膚膜振動」がその1つです。皮膚膜が緩んだ状態でなければ、膜振動にノイズが乗っかってしまいます。2次元膜の振動が基本ですから、最初に基本W円形膜を設定する必要が欠かせません。このW円形幕のスキマに流れる息(虚数君)の誘導によりW円形膜振動が発生し、声に変わります。「円の面積=2πr」ですから、変数rを調整するだけで音程に対応できます。rを最小化すると高い音程に向かいますが、ボイトレ的には難度が高くなります。ボイトレ全体の傾向は、最小化を要求されます。私的には、「r=1の単位円」内の分数化で対応するのが、やり易い気がします。当然、rの最小化は、吸う息(虚数君)の担当です。」

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