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【ボイトレ・脳トレ・シニアライフ】第25話


N♠「Bincoを虚数村に連れてきた最も大きな目的は、何時でもリキまずに真空を自在に作り出す能力を高めて欲しいからなんだ。
そして真空を作れた結果、実数君(筋肉)に今まで体験しなかった変化が起きたはずだよね。」

B♡「真空には一瞬で筋肉が詰め込んでくるから、腹筋・背筋がぎゅっと締め込まれた感じが、しないでも無いわ。まだそれほど強烈ではないわね。」

N♠「丸い球の中心点(横隔膜・背骨の交差点)辺りが、最大の締め込めポイントだよね。
この締め込まれ感をボイトレの課題にして欲しいね。決して筋肉(実数)だけで行動しない様にね。この感覚が定着すると、息(虚数)の腹部貯蔵で腹式ダムが完成するぞ。」

B♡「腹式ダムの出口をしっかり閉鎖出来たと思っていいのね。という事は下腹部は膨らんでパンパン状態と思っていいのよね。」

N♠「当然だね。これで声を出す準備が出来上がった訳だ。ここから先、腹部(ダム)は、このままで待機状態となる。
いよいよ発声作業に取り掛かるぞ。ダムに貯められた息(虚数)を声帯のスキマを経由して体外へ出す時、声帯の振動が起こる訳だ。この時、最も注意しなければならないのは、息(虚数)の通り道を極めて細くする必要がある。脳トレの領域だね。」

B♡「その為、極細の虚数にこだわる必要がある訳ね。虚数なら骨のスキマもスイスイ抜けちゃうもんね。そうすると、その息(虚数)を止めたり出したりする栓の操作が難しくなりそうね。」

N♠「よく気が付いたね。栓の開け閉めがボイトレの最大の課題とも言える。腹式エリアでは背骨の中間点と背骨の最下端の上下2点が、栓の役目をしたよね。この腹式栓には、ダムの出入口だから相当な高圧力がかかるよね。ボイトレはその重い栓の開け閉め練習と言える。
Bincoは次のステップで、声帯と頭蓋骨テッペンの栓を開け閉めするボイトレに移るぞ。」

B♡「今までは、声帯の内側をボイトレしてたのよね。これからは、声帯の外側に出る訳ね。雰囲気がガラッと変わりそうな予感がするわ。」

N♠「この声帯外エリアが理解出来れば、BincoのカラオケAi採点は90点を下回る事は無くなるぞ。Bincoの90歳の記念日までには、まだ5ヶ月あるけど油断するなよ。このエリアでは(ボイトレ+脳トレ)で攻めると、アクセル加速がスムーズに行くかもね。」

B♡「最近カラオケの後、運動した後のように充実感が溢れて来るわ。空腹感も絶好調だわ。私、年なのに死ぬ気がしないんだけど脳天パ~のせいなのかな?ちがうちがうボイトレのお陰よ!きっと。」

N♠「次回からは、声帯外側エリアでの声の育て方を「ボイトレ・脳トレ」する事に成るから、楽しみにね!」

Z軸=虚数軸

【数学好きの方の為のボイトレ数式コーナー】
複素数球体図表を冷静に見てみると上述の内容が、全て込められています。パズルゲームのように楽しみながら自力で解いてみてください。
声帯の内側・外側を図表から読み取って人体に当てはめると想像力がかき立てられ、虚数・実数の関連性がじわ~っと分かってきませんか?
呼吸系内側と外側を分ける声帯はZ軸(中心軸)天頂部にありますよ。


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