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【脳トレ・ボイトレ・シニアライフ】第43話

N♠「前回の呼吸器系と消化器系の呼吸領域の区別を、理解出来ている事が、これからの出発点になるから、頭の中を良く整理して置くんだぞ。
中心を貫く背骨が、その境界線だったよね。背骨の前側が呼吸器系、背骨の後ろ側が消化器系だった。この設定は、分かり易くするために、アレンジが掛かっているけど、ボイトレに差しさわりが無いので、鵜吞みにしても構わないからね。」

B♡「呼吸器系が実数領域になるのは、直感的に受け入れ難いわね。だって息(虚数)を操作する元締めの様なエリアでしょ。直感的には虚数領域に思えるわ。」

N♠「だよね。日常生活で生命の元となる呼吸を担当してる訳だから、軽々しくは扱えないよね。でも、よく考えてみると、肺を動かしているのは呼吸筋だよね。まさしく筋力による随意運動が可能だよね。当然、筋肉依存の実数領域だ。
これに対し、消化器系は食物に対する、ぜん動運動が行われるけど、不随意運動だよね。息(虚数)に対する筋力の関わり度は、かなり低下するよね。従って、消化器系は虚数領域となる。」

B♡「という事は、虚数ボイトレは食道系を主体に、やる必要があるのね。そんな事、考えたこと無かったわ。勿論、腹式だから腸が主体になるのよね。」

N♠「恐らく、Bincoのこれからは、背中側主体のボイトレになる。言い換えれば声帯内から声帯外に移るので、息(虚数)の捕え方に慣れる脳トレ・ボイトレが必要になるからね。当然、筋力のリキミ無しで、息(虚数)へ接する新しい感覚を磨いて欲しいね。」

B♡「声づくりが、声帯外の空洞に移るのよね。空洞内での響きを意識すると良いのかしら。」

N♠「響きは最も重要な要素だよね。最近、亡くなった指揮者の小澤征爾さんは、
「ドレミの音を同時に3者が発声した和音の響きが、音楽の基本だ」
というお話をされたと耳にした事があるけれど、うなずけるよね。声の響きは空洞内にある虚数流によって生み出されるからね。
息(虚数)の塊を食べ物の様に接す

る事で進展が見えて来るかもね。例えば、魚を鵜呑みにする習性を使った鵜飼漁の光景は、ボイトレに応用できる要素が満ち満ちているぞ。」

【数学好きの方の為のボイトレ数式コーナー】
複素数円を上下に貫く虚数軸は、実数成分「0」の領域です。この虚数軸を腸の中心軸に設定すると、腸内空洞を虚数空間として簡素化されます。柔軟

な脳みそで消化器内空洞をアレンジする事で、複素数図表は虚数の位置関係を把握できますから、ボイトレのアシスタントとして役立ってくれます。
虚数エリアに囲まれてしまうと、虚数未体験旅行の携帯地図として複素数円は手放せません。

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