○○ウォッチをつけること

Apple Watchをつける

仕事用に会社支給のiPhoneと同期をとるApple Watchをここ3年位ずっとつけて生活をしていました。
つけ始めた頃、「なんて素晴らしいんだ!Teams、Slackの通知が来る。打ち合わせの15分前には通知が来る、iPhoneが手元になくても電話に出られる」と感動し、それからずっとつける日々。

睡眠/アラーム/タイマー/ワークアウト等々 使っているという人ほどは利用していないがそこそこ使いながら快適生活を満喫し過ごしてきたものの、個人で持っているスマホは Pixel4/7 のため、友人からの連絡にはしばしば2日遅れくらいで通知に気がつく、重要な家族からの電話には出ないなどなどが続き、これはいかんと新たなガジェットを追加しようと決意した。

Pixel Watchをつける

左手にはApple Watch、右手にはPixel Watch をつける生活が始まった。
もともとApple Watchもそんなに活用していたわけでもないので、できることはそれほど変わらない。仕事の連絡が来るか個人宛の連絡が来るかの違いでさほど違和感なく、両方充電が必要という面倒くささをこなしつつ生活を開始し、見逃しがなくなりムスッとさせることも随分と減った。

代わりに失ったもの

両方の腕にいわゆるスマートウォッチをつけることにより、通知や電話、スケジュールの管理はばっちりだ。
ただしこれ、ストレスがすごい。

つけ始めた頃、通知が来ること、電話にもれなく出られることは非常に仕事を便利にすると思ったが、よく考えたらずっとつけている。つまり、定時を過ぎても仕事の連絡がばしばしと飛んでくる状態。通知を見てしまったら、思わずスマホを見てしまう。すると返事をしてしまう。

タイムゾーンが違う人が設定した深夜12時の予定の15分前に通知が来る。出ないよ、そんなもの…
夜勤の人が暇だから送ってくる連絡にいちいち通知がなる。サイレントにできるけど、サイレントにしたら深夜の急ぎの連絡に出られないからそれはそれで困るし。

たしかに便利にはなった。しかし、安心して眠る、集中して作業をする、あと自由を失った気がした。
すべてを時計に管理され、睡眠すらは「今日は時間が足りませんね」、歩いてない日は「今日は300歩しか歩いてませんね」(そりゃそうだ、体調不良で寝てた、むしろ300歩も歩いたのか)。
非常にストレスである。

非常にストレスであったため、○○ウォッチの電源を切って、G-SHOCKを復活させた。やはり時計は時計であることで十分だった。
長いストレス生活から開放されたきがする。

ただ、ものとしてはよかったので、もう少し考えてから必要に応じて使うようにすれば健康管理には良さそうなので、時間をおいて、必要な情報を考えて、もうすこし待ってから改めて使い始めたいとは思う。

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