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仙台二高でドブロを弾く

きのう、ピアニストで音楽講師の佐藤晴香さんにお招き頂き、仙台二高で音楽の特別講師としてドブロを弾いてきました

ありがとうございました


一年生4クラス、計160人
ソロドブロ演奏→質問コーナー→晴香さんとのデュオという流れを4回繰り返しますが、それぞれのクラスで反応してくれるポイントや質問が異なり、みな音楽が好きなんだなあ…いいなあ…と嬉しくなる

オリジナルインストを題名を伝えない状態で聴いてもらい、何をイメージしたか、どんな情景が浮かぶか、自分ならどんなタイトルをつけるか、感想シートに書いてもらう
何も浮かばなくてもいいし、正解はないからねえと伝えて弾く


教室っていい


授業後に「自分はこうイメージしました」と話しかけてくれた生徒がいて、しかもそのタイトルが自分では思いつかないような、でもそれも合うなあいいなあうんうんと頷いてしまうようなものだったりして、こちらにとってもすごく有意義な交流になりました

(弾いた曲は”テトラ”で海の曲。その生徒に伝えると「おっっしゃれ〜!」と盛り上がっていたのが微笑ましかった)
(晴香さんにも同じく想像してもらってましたが、彼女の手元のメモにはなんと”海”の文字があり、わー!!!と2人でどたばたした)

後半3曲、ピアノ晴香さんとはバッハ、そして王道カントリーロードを経てなんとピアソラのリベルタンゴ



今年に入ってからドブロにとってエグい選曲が続きますが、それらに挑戦できるようになったのは自分自身が進んでいる証拠として握りしめている

4回も同じ曲で本番を連続していく、次第に2人の息が合っていくのがおもしろい

どの曲もドブロ独特のアレンジになるところをうまく合わせてくれた晴香さんはすごい!!
ありがとうございました


机との比率がとんでもない


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生徒の皆さんのまっすぐなパワーのような
澄んだまなざしに未来の明るさを感じながら

音楽を通して、誰かの心のどこかに少しでも上向きな何かを残せればいいなあというのが自分の願いかもしれない

そう気付かされたような、30歳最後の演奏でした



教室の窓から見える砂浜に進む青には白波の雲


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