#7 秋元さん(北大卒業生、学振PD)のご意見

北大卒業生で現在も研究活動を続けておられる秋元さんからご意見いただきました。北大が今回の件を「唯々諾々と」呑むのかという点、当方も非常に危惧しております。今回の件で何も言わないことは賛同することと機能的に等価です。北大からの主体的なリアクションを望みます。

【秋元さん、北大卒業生、学振PD】
「原発はアンダーコントロール」などと大ウソをつきながら国威発揚に突っ走るファシストが仕切ったオリンピックなど、東京であろうと何処であろうとそもそも反対です。したがって、もう開催決定は動かせないのだからより良い形を探していこうとする「良識的」な議論にも与したくありません。

唐突に降りかかってきた札幌でのマラソン開催に対して、札幌市民との如何なる対話もなく「歓迎」を表明した秋元市長(私と同姓ですが親戚ではない)には心底怒りを覚えています。

そして北大をコースにするとのこと、かのファイターズ球場の場所選びでもそうだったように、今回も大学構成員の討議なしに候補地となりました。北大当局は唯々諾々とこれを呑むのでしょうか。かつて豊かな大地を和人たちに強奪されたアイヌの人々の悲しみに、彼らは今こそ思いを馳せるべきではないのか。そのような感性がないのだとしたら、北大は相も変わらず未だ植民地大学であることを自ら実証することになるでしょう。

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