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【Day 56】挑戦とステイ 2020.5.22

朝から体調がすぐれない金曜日。

午前は「ナインティナインのオールナイトニッポン」を聴きながら、さほど頭を使わない事務作業を進めた。やべっちのフリートークが新鮮で面白かった。

矢部家にはまだ小さいお子さんがいて、都内の公園にほとんど行ったことがあるそう。子供が中心だと公園メインになるのも分かるし、公園自体をころころ変えないと親も子供も飽きてくる。うちとまったく同じ状況なんだなあと親近感を覚えた。もしかしたら、どこかの公園ですれ違っていたのかもしれない。

「新幹線でおばさまに席を代わってもらった話」も面白かった。通路側のチケットを取っていて、窓側の女性に「ナイナイの矢部」と気づかれ、通路側では安心できないだろうからと善意で席を代わってもらったというやべっち。とても親切にされ、何かお礼ができないかと思い、ふだんは言わない「サインや写真」を自ら申し出るも「結構です」と断られ、足早に立ち去られたのだとか。

ナイナイのオールナイトはテレビでよく見る「岡村の暴走をやべっちが止める」という構図ではなく、意外とやべっちがいじられる。だから面白かったし、やべっち離脱で岡っちひとり体制になってからは聴かなくなっていたのだった(岡っちが嫌いなわけでは全然ないけど、ふたりの掛け合いを聴いていたかったから)。

放送の最後で、これからは生放送ではなく収録になるという話があった。「ナイナイのオールナイト」を末永く続けていくためにふたりで話し合い、子供が産まれて朝7時に起きるようになったやべっちの生活リズムを尊重したようだ。たしかに早寝早起きが染みついた体で、深夜1時から3時の生放送に臨むのはきつい。

コロナきっかけで色んな価値観が否定されたり刷新されたりしているけれど、ある意味ナイナイのふたりもコロナ発・岡村失言経由で「次のステージ」に行くのだろう。

お昼ご飯を食べ、いつもの『ロスト・イン・スペース』を見て、またまた息子がコーヒーを淹れてくれることになった。だんだん手つきも慣れてきて、コーヒーミルのハンドルを「ほいや、ほいや、ほいやー!」と勢いよく回す。

その動きのダイナミックさと、得意げにあごを突き出す表情が面白くて、思わず笑ってしまった。5歳児が淹れる「ほいや!コーヒー」として売り出したら繁盛するかもしれない。

午後の仕事をたんたんとこなしながら、だんだん熱っぽさが増していく中、15時半から始めた「すまいるぜみ」を終わらせた息子の我慢も限界。「こうえんにいくよ!」と大声で叫ぶのに根負けして、夕方はサッカーボールと野球のバットとボールを持って近くの公園に行った。

妻もこのタイミングでジョギングしたいというので「じゃあ帰りに公園に寄って」とお願いした。息子のバッティングがなかなかいい感じなので、動画で撮ってあげたいと思っていたのだった。自分がボールを投げる役だと、同時にiPhoneを構えられないから。

相変わらずスコーン!とプラ製ボールをかっ飛ばす息子。予想以上に跳んだものだから、犬の散歩をされていた方に直撃しそうになったりして焦った。平謝り。動画がいい感じに撮れたので、帰ったら「いいバッティング」だけ編集したムービーをつくろう。

夜はオムライスをいただいて、家族3人でブロックスを楽しんだ。息子はなかなか筋のいい手を打つのだけれど、負けそうになると「サービスちょうだい」などといって、ルール上は置けない位置にブロックを置こうとしたり、パパやママの打った手を「そこにおこうとおもったのに」と憤慨して取り消してもらおうとする。ある意味、子供らしいといえば子供らしいけれど、それではジャイアンになってしまうぞ。

そういえば郵便受けに学習教材の「ポピー」と「Z会」のお試しセットが届いていた。

「すまいるぜみ」の年長コースを息子は毎日続けているけれど、問題が簡単すぎるのか、最近はあくびをしながら取り組むようになってしまっていた。そこで小学1年生のコースを先取りできないかと思ったけれど、解約しないと再契約できないようで、違約金にあたるタブレット端末台の支払いも発生してしまう。

だったら他の教材の1年生コースを追加で申し込むのはどうだろうと思い、お試しで取り寄せてみたのだった。家計にやさしいのはポピーで、ハイレベルなものを求めるならZ会といった感じか。ただしZ会は少々高い。この4月から始まったらしいZ会のタブレット版は紙の教材より月額1,000円安いので、こっちの方が良さそうだ。

ただ、すまいるぜみもタブレットなのに、Z会もタブレットで、ふたつもやる(&やらせる)必要があるのだろうか。Z会の場合は専用タブレットではなく手持ちのiPadを活用できるらしいから端末台は発生しないけれど、金額以前にふたつも学習させて、本人は楽しめるだろうか。

息子とお風呂に入っている妻に「洗濯ものを取り込んで」と言われ、庭に干している服を取りに行ったら、いつからか雨が降っていたようでずぶ濡れになっていた。せっかく手間をかけて干したものが無駄になってしまうことのがっかり具合といったら。

努力というのは報われると、まっとうに評価されたようで気分がいい。ただ、すべての努力が報われるとは限らない。いや、人生においては報われることの方が少ないかもしれない。それでも何かに取り組みたくなるのが人間の性だ。

学習教材に取り込む息子。最近、ジョギングに加えてアプリで英語学習を始めた妻。挑戦を続けるふたりを見ていると、自分もなにか始めなくてはと焦る気持ちもすこしある。

ステイホームが始まって2か月。日記を書くこと以外に、新しいことは特になにも始めていない。頭がステイしている。

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必ず春は来る。この非常時に何が起き、何を考え、何をしたか。コロナ終息宣言が出るまで綴る日記です。早くこの日記を終えられますように。

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