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"ていねいな暮らし"が普通でありたい

Bonjour, みろにーです。
新居生活も今日で3日目、なかなか板についてきました。

昨日大家さんから、庭で採れたプルーンをいただいたので、朝ご飯として食べながらゆったりした朝を過ごしています。

あらためて、庭があるって、素敵だなぁ。

岐阜では庭がある一軒家だったし、おばあちゃん家には果物が植わっていたり、畑があったりして、よく季節の食材をもらっていたなと思い出しました。

むきたての甘夏(正確にはは覚えていないけど柑橘類)はボウルいっぱいでも食べられるほどおいしかったし、みかんはちょっとタネがあって酸っぱかったりした。
庭に緑や花があるから、自然と癒された。

東京に行ってからは、果物も野菜も全部買うものになったし、田んぼの脇道に生えているようなお花を摘めるはずもなく(そもそも田んぼがない)、冬至の柚子もスーパーで売られている。

いま思うと田舎って、案外贅沢な暮らしができるんだよな。
なぜなら、敷地があるから。
家庭菜園とかこまめに手入れできないタイプだとは思うけど、なるべく自給自足で暮らせたらいいな〜なんて思う今日この頃です。

そのためには、忙しくっちゃあだめなんだよな。
忙しい現代人のために開発されたさまざまな時短のためのものは、素晴らしいクオリティであることに間違いはないのです。
特にフランスに来てからは、それを痛感します。

コンビニやスーパーのお惣菜でも一定の美味しさは保たれているし、いつでもどこでもそれが手に入る。
混ぜるだけ、ある食材を足すだけ、の時短系調味料も、ささっと自宅で美味しいご飯を食べるときにとっても役に立つ。

日本にいるときは敢えて選ばなかったものでも、土地が変われば喉から手が出るほど欲しいものに変わるのが、とっても面白いです。

とはいえ、自分で1から作り上げていく楽しさはそれにも勝るわけで。
自分が自分のやりたいように生きるためにつかう時間は、とってもかけがえのないもの。

その限られた時間を何に割り振るのかは個人の自由ですが、私はやっぱり「食」に重きを置きたい。
その次に「アート」「旅」がくるわけですが、なんと言っても食べるもので身体が作られるわけですから。

食事が疎かになると体調もメンタルも不調染みてくるし、なんなら仕事にまで影響してきます。

旬の食材をたらふく味わって、また次の旬を心待ちにする、この生活がとっても好きだし、心地が良いです。

コロコロいたい場所が変わるため、定住できるのかは謎ですが……。
いつか小さくていいから庭を持って、そこで野菜とか果物、ハーブを育てたりして、等身大の"ていねいな暮らし"が少しでも実現できたらいいな〜と思います。

そんな感じで、今日はおしまい。
また明日お会いしましょう!
Salut!

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