おっぱい、お断り!前編
これまでの混合育児の歩みは、マガジン
「私のちちのはなし」にてご覧ください。
おっぱいトラブルをついに克服しつつあった
ある日、満を持して娘を抱き上げ授乳の姿勢を取ると...
ギャーッ!!
娘はそれまで出したことのないような奇声をあげ
目を見開き、腕から転げ落ちそうなほど、まだ首の座りきらない頭で大きくのけ反りました。
何度試しても状況は変わらず、
一度夫へ娘を引き渡し、私は寝巻きのボタンを止めました。
困り果てて娘に目を向けると、
私の胸元を見ながら、怯えるように咽び泣き続けていました。
その日から娘は人が変わったように、
おっぱいを完全拒否するようになりました。
(かつてはダイソン娘)
というのは、搾乳した母乳はしぶしぶ?飲んではいたので、母乳自体を拒絶している訳ではないようでした。
ママ、おっぱい良くなったよ?
前よりきっとおいしいよ?
仕舞いには
そう目一杯やさしく語り掛けながら洋服のボタンに手を掛けるだけで取り乱したように泣きわめき
、生後3ヶ月に満たない赤ちゃんが
その場を離れようと必死に体重を移動させようとさえしていました。
私の胸がどうしたというの・・
吸われなくなり、なお回復を早めたきれいな状態の胸が、役割を失い、
ただそこにあるだけでしたー
後半につづく
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