あなたが母性本能?ーいざ、助産院へ

搾乳した10mlの母乳は、次の娘が目覚めた
タイミングで飲み干してもらいました。

ママのおっぱい変な味だったよね、
いつも飲んでくれてありがとう...

当然娘はすぐに、足りない!!と叫び、
夫にミルクを作ってあげてもらいました。


その頃から私は
それまでただ必死に果たしてきた「授乳」という母としての役目に次第に自信を失くし、
その時間がとても苦痛なものになっていきました。

ミルクをあんなに美味しそうに飲むんだから...
早くミルクをあげてあげたい...


そんな暗い気持ちで過ごしていたある朝、
右胸がいつもより明らかに軽く、
触るとスカッスカッ、と音が聞こえてくるように中身が空っぽになっていました。

左胸はいつも通りハリがあり、
それまでにない違和感に私はようやく
行き渋っていた助産院の門を叩くことに決めました。

母乳に関して自信など喪失しているはずなのに、その時の私には『できる限り授乳を続けたい』という抗いようのない、本能に近い想いが自分でも知らぬ間に芽生えていたためでした。



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