私のちちのはなし
「扁平・陥没乳頭」をご存知でしょうか?
文字通り、平らで凹んだ乳首のことです。
(あ、こっちのチチです!)
私は自分の乳首がそれに分類されるという
ことを24週の妊婦健診で知らされました。
「ミルクと、、母乳育児も考えてるんだね。
そうすると、うーん...厳しいかなあ~。」
ヒトの乳首に分類があるということも、
またそれに母乳の向き不向きがあるなんて、
それまで考えてもみませんでした。
一方で、助産師さんからは母乳育児を勧められるもの、と思い込んでいたので決定権が私に委ねられている、ということも同時に新発見でした。
「そうなると、いまからコレを着けといた方がいいかなあ。」
と、吸盤のようなものをおもむろに装着されました。
» プチパット
https://www.kaneson.co.jp/products/nursing/detail.php?8
なるべく長時間着けることー
というアドバイスに忠実に、
帰宅後から入浴時以外は睡眠中も素肌に着けて過ごしました。イテテテテ...
すると、どうでしょう。
24時間経過しないうちに、たちまち乳輪に沿って内出血の痕が付いてしまいました。
(哀しき筋金入りの我慢強さ)
私のひよっこ乳首にはまだ早かったか...
そう気付かされながら、次の日からは装着時にはまずオイルで肌を保護し、痛くなったら外しつつ、最大限長く着けられるよう、励みました。
正直、それが私が娘のためにした最大の努力だった、と思えるほどです。
それからー
私は産後の1ヶ月健診で産院を訪れていました。
母乳の分泌量の確認のため、胸の確認をされました。ティッシュに母乳を数滴しぼると、
「扁平だったの!?今は全然分からないね!
お母さん、頑張ったんですね~」
との労いの言葉をもらえました。
“その程度“には確かに効果が得られましたので、乳頭のかたちが該当しそうで、
母乳育児を希望されている方のご参考になればと思います。
ただ、母乳育児がそこまで容易くなかったことも、今後の投稿でご紹介する予定です。
母乳はまだまだこの先、知らないことだらけでしたー(目くるくる)
※乳頭の刺激は子宮を収縮させる可能性があるため、プチパットのような器具を積極的に使用しない方針もあると思います。
ご自身の妊娠の経過に合わせて、使用をご検討されてください。
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