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【50代の大学生日記 第34話】メガネのいらない生活

 気が付けば1ヶ月以上もごぶさたしてました。生きてますよ~
実は、11月24日に白内障の手術を受けることになり、10日ほどバイトを休まなければならないので11月前半はバイトに励み、手術後のお休み期間に創作活動に励もうと思っていたけど骨休めにダラダラと過ごしてしまい(おかげで膝や足首や腕が痛かったのも完治(笑))、12月になると本業のサンタクロースが忙しく・・・

本業


気が付いたら1ヶ月以上投稿していませんでした。
今回はそんな日々の生活のダイジェスト版日記Part1です。

 56歳で大学生になって勉学に励みだした頃、左目の視力が落ちてきたので眼科で診てもらうと「白内障」と診断され、進行防止の目薬を毎日さすことになったのですが、左目の視力はどんどん低下し、メガネを作り替えようと視力測定をしてもらっても、「レンズの度を上げても視力は上がらない状態」になり、いよいよ手術を受けることになってしまいました。白内障というのは下の図の「水晶体(レンズ)」が老化により濁ってきて画像が美しく見えない状態です。

目の断面図

 50代で白内障って若すぎない? と思われたかもしれません。実は私は48歳のときに左目が網膜剥離になり、「硝子体手術」という方法で治してもらったのですが、この手術というのが、上の図の硝子体(目玉の本体みたいな部分)の中身に詰まっているゼリーを注射器で吸い取って、ゼリーの代わりに空気より軽い不活性ガスを入れて膨らませてパンパンにし、寝ても起きてもずっと「うつむき生活」をすることにより、ガスの圧力と浮力で網膜を押さえつけて治す(剥がれかけのポストイットを指で押し付けてもう一回貼り付けようとするイメージか?)というおもしろい手法で、2週間もすれば硝子体のガスは吸収されて水に置き換わるので普通に見えるし、目の表面だけ目薬で麻酔をかけて、注射器2本と光源を目に差し込むだけで、切ったり縫ったりしなくても手術ができるという画期的な手法です。(ちなみにこの方法で網膜が引っ付かなかったら、外科手術で目の裏側にシリコンを縫い付けて外側から押さえこむという想像するだけで怖そうな手術をします)
しかし、ガスが入ってる間は水晶体にも圧力がかかるためか、白内障になるリスクが大幅に上がるというデメリットもあり(老化によりいずれ誰しもが白内障になると思えばデメリットでもないですが・・・)、50代以上の人が網膜剝離になれば同時に白内障の手術もやっておくのが一般的なのだそうです。しかし私はそのとき48歳で、年齢の割には水晶体が濁ってなかったようで、執刀医から「まあ今でなくてもいいか、でも高い確率で急激に白内障が進行して手術が必要になるから覚悟しといてね」と言われていたのでした。なので、予定通り10年後に白内障になったわけですが、問題は左目だけが白内障だということです。手術をすると、望み通りの視力の「人工レンズ」を入れることができるので、好きな視力に合わせることができるわけで、ド近眼の私でも遠くがよく見えるレンズを入れればメガネなしで車を運転できるようになります。(悲しいかな老眼でピント調整能力がないので近くを見るときにはキツい老眼鏡が必要になりますが・・・)しかしながら、左目はメガネ不要になっても右目がド近眼のままだと不都合なわけで、私は今回両目とも一気に手術して両目とも視力0.2ぐらいに合わせてもらいました。(日常生活では近眼鏡も老眼鏡もいらない絶妙の視力) 自動車を運転するときにはメガネ(ゆる~い近眼鏡)が必要ですが、メガネがない生活は快適です。
   ちなみに、網膜剥離の手術をしてもらったドクターは手術上手で地元ではちょっと知られた先生でした。その後、別の病院へ移られたのですが、手術にあたり、主治医(近所の眼科)は10年前に網膜剥離の手術をした先生に今回もやってもらうのがいいと紹介状を書いてくれました。私は別にどの先生でもよかったのですが、そのドクターを訪ねて診てもらいました。さすがに人気のドクターだからなのか、手術が2か月待ち!
ようやく手術が終わり、経過観察は近所の主治医で診てもらってねと帰され、再び元の眼科医に行ったのですが・・・・・・
主治医は待ってましたと言わんばかりに私の手術後の目を顕微鏡で覗き込むなり「おお~っ!」とうなり、「いやこれは流石に〇〇先生やっちゅう感じですな~」と何度も見返していました。どうも、名医の手術のやり方を自分の目で確認したいがために、ここぞとばかりに名医とつながりのある私が送り込まれたようです(笑)元エンジニアの私もその気持ちはよくわかります。
次回は手術後の休業期間に何をしていたのかをご紹介したいと思います。
Part2をお楽しみに。ではまた!

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