7月は祇園祭月間 【嵯峨野ぐらし36】
今年の祇園祭前祭は宵々山、宵山、山鉾巡行が3連休にぴったりハマるという絶好の日程だったこともあり、京都はえらい賑わいです。でも一般市民、特にお年寄りはこんな暑い日に外出したら命がけなので、あの賑わいの中にいる人はほとんどが観光客です。
ついでに、私のバイト先(書道用品店)はお客の年齢層が高いうえに、この時季に紙を買っても、ウチに帰るまでに夕立に遭って濡らしてしまって大損するリスクが大きいので・・・・・・ 毎日めっちゃヒマヒマです。ということで、私は卒業制作の小説の推敲をしたり、小説ネタの妄想をしています。これぞ文芸コースの特権。いくらヒマでも陶芸や絵は時間つぶしで作ることはできませんしねぇ。ただ、困ったことに私の書く小説は推敲してたらめっちゃ眠くなり、何度も寝落ちしてしまいます。それって小説として致命的な問題じゃん(笑)
それにしても、この暑いのに加え、ホテルもバカ高いのに祭見物にいらっしゃる観光客の皆さん! 尊敬します。宵山の日のホテルがいくらぐらいするのかと、ふだんはビジネスユーザーが多く、閑散期には激安になるアパホテルのシングル1泊素泊まりの値段を調べてみると…
明日(18日)なら1泊5900円なのに、昨日(16日宵山)なら1泊24900円! アパホテルで2人素泊まりで1泊したら、ウチの家賃ひと月より楽勝で高いやんけ!
昨日、通勤で地下鉄に乗ってるとキャリーバッグを引っ張っている日本人観光客さんがいたのですが、そう考えるとこの人たちスゴいセレブなんですね。たしかによくよく見ると、ラフな格好をしていても、高そうな腕時計をしてるし、サンダルも私が履いている薄汚れてすり減った生活感がにじみ出たものとは違い、汚さが微塵も感じられない、今日のために新調したようなおしゃれ感でした。
ちなみに私は、もはや祇園祭に行く気もしません。特に今年のような暑くて人出の多い年はまっぴらゴメンです。人ばっかりで頭が痛くなるし、高確率で夕立に降られるし、だんじり祭のように見ていてドキドキワクワクする祭じゃないし、山鉾の組み立てが始まったら四条通は山鉾に一車線取られて渋滞してバスが激混みのうえに遅れるし、おまけにこの3日間は歩行者天国を避けての迂回運行なので、通勤は面倒なことになってます。
山鉾巡行が終わったので、今日の帰りのバスは通常ルートの運行でした。
巡行が終わった山鉾は写真のようにすでに裸にされており、早速明日から後祭の山鉾の組立が始まります。
ちなみに後祭の山鉾巡行は24日(月)と平日のようですね、しかも私はバイトが休み。死ぬまでに一度ぐらいは山鉾巡行を見てみようかなぁ~
相変わらずまとまりのない日記だ。卒業制作の提出が終わったし、ぼちぼち京都の通を歩くシリーズも復活させたいものです。ではまた。
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