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【50代の大学生日記 第3話】河島英五展

ただいま京都文化博物館別館では河島英五展を絶賛開催中。
嵐電の駅にもポスターが貼ってあり、行きたい!と思って見てました。
同じくそのポスターを見ていた老夫婦の会話。
婆:河島英五やて最近見やへんなあ~
爺:そんなもん、もうとうに死んだやんけ。没後20年て書いてあるがな。
婆:そうか~ 「大阪で生まれた女」の人やろ~
爺:ちゃうがな! それは上田正樹やんけ。
・・・・・・ダブルボケの漫才ですな。若い人にはわからんやろうけど。

というわけで、平日の昼間でも自由に行ける気ままな学生の私は早速出かけてきました京都文化博物館。河島英五展は写真の別館(重要文化財、元日銀京都支店)で開催中です。

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入場料は1,500円。
お~っと忘れてはいけない。
この歳になってちょっと恥ずかしいけれど・・・
こんな人前で・・・ それもおねえさんに・・・
でも久しぶりに出しちゃいました・・・

「学生証」!!  
学生料金は~っと・・・

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おおっ! 500円!! なんと気前がいい!!
私が通うジムには「学生会員」というのがあったので、ラッキー!と思ってよく見ると、下に小さな字で「26歳まで」と書いてある・・・
何を根拠に26歳やねん?? 

さて、河島さんはミュージシャンなので、展示物といっても作詞していたときのノートやメモ、書き残した絵や愛車のバイクなど。あとは昔のライブ映像がエンドレスで上映されていて、椅子に座ってゆっくり見ていることができます。
私ぐらいの世代から前期高齢者でけっこうな賑わいでライブ映像コーナーも満席です。でも見たところ、本物の(?)「学割」で入場するような年齢の人は皆無で、1,500円払ってないのは私だけ? みたいな・・・

展示してある歌詞は、みんな私が昔 通勤の車でよく聴いたり歌ったりしていた曲です。最近全然聴いてない・・・・ なんで聴かなくなったんだろう?

英五さんは私より12歳年上。20代のときには20代の、40代には40代の男の心を歌詞にして熱く歌っている曲がほとんどで、私は十年後にはこんなかっこいい兄貴になりたい! と聴いてました。
私が29歳で父親になってからは、こんな「かっこいい父ちゃん」になりたい! と目指す姿でした。
「お前が二十歳になったら~ 酒場で二人で飲みたいものだ~」と歌っているうちに、うちの子供たちも全員二十歳になりましましたが、英五さんは私が36歳のときに亡くなってしまい、十年後になりたい姿を見ることができなくなってしまい、英五さんの歌を聴くこともなくなりました。
もし元気なら今頃、「孫の歌」を歌う「かっこいいおじいちゃん」になっていて、私もそんなおじいちゃんを目標に生きていたことでしょう。
いや、今日改めて歌詞を読むと、いい詞やったなぁ・・・
今月の創作書道は河島英五の詩を書こう! 
いいのができたらそれとなく写真を載せますね。では次回をお楽しみに。

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