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日本語レッスン:アニメを教材にしたレッスンは非現実的

日本語を勉強するきっかけが、アニメだという方はたくさんいらっしゃいます。

興味があるというのは、勉強において大きな強みなので、生徒本人から初回レッスン前後に「XXに興味があるんです」と言われったら、レッスンでも活用してあげようと思いますよね。

私も、特に子供のレッスンで事前に「ポケモンがすきです」と言われて、ポケモンでカタカナを覚えさせられないかな、比較の問題にXはYより強いです、という構文に使えないかなと考えたことがありました。

ただ今回ご紹介するもろもろの理由で、現状、レッスン内で積極的に使うことはないです。

教材探しが大変

一度、カタカナの練習にポケモンのキャラクターの表を使うというレッスンを試みたことはあります。ただ、著作権の関係からか、簡単にネットで一覧表などが拾えないので準備に時間がかかってしまうのです。

生徒はレッスン内でのアニメ活用を大して望んでいない

そして、アニメが好きという情報を親御さんが言ったとしても、それは子供がどんな子か紹介しているだけであって、必ずしもレッスン中に使って欲しいと言っているわけではありません。直接的なリクエストがなければ、「すぐに新しい語彙が拾えるようになるから、吹替じゃなくて、ぜひ日本語で見てみてね」というぐらいで十分だと思っています。

自分も興味がある内容なら活用するかも

例えば、ナルトが好きでご自宅にナルトのマンガやグッズがあるなら、手元に置いて、ぜひレッスンで活用でしたらいいと思います。私は残念ながら、子供の時も含めてマンガ、アニメを見た経験があまりないので、レッスンに活用することができません。

今のところは、無理がない範囲で活用が正解かと考えて居ます。

気遣いは必要

サービスの一環で相手の趣味を覚えておいて、時々話題に出すことは必要だと思います。新しい構文が出てくるときに使えそうだったら、「どんなアニメが好きですか?」「XXはどこの映画ですか?」と時々名前をだすと、「ちゃんと覚えていてくれた」と思ってもらえるでしょう。


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