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うさんくさい?ネットワークビジネス?日本語講師としてAmazing Talkerを5か月使って言えること。

もともとPreplyで1年近くフルタイムで教え、プラットフォームを分散しようと思い、Amazing Talkerに登録をしました。ほかのマッチングプラットフォームとは勝手がかなり異なり、特にメンター制に癖がありすぎて初期の印象は最悪でしたが、結局5か月使っています。

5か月を振り返って、落ち着いて考えるとそこまで悪質ではないし、多分、合う人には合うのではないかと思います。ただし、万人向けではないことは確かです。

レッスン料

日本語レッスンの相場が低めで30ドル以上で教えている先生がほとんどいないのが特徴です。ただ、どこのプラットフォームにもびっくりする値段で集客に成功しているカリスマ先生がいるので、これは個人のマーケティングと実力次第でしょう。

また、AT専業で頑張れば、グループレッスンをしたり、メンターとして他の先生を指導することによって出来高制のボーナスがもらえます。

とはいえ、トップ7%講師になって月に100レッスンこなしても、時給30ドル、売上は1500ドル(手数料後で1200ドルぐらい)ぐらいのようです。

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手数料

複雑なので別記事を書いていますが、月に20-30万円以上の売上を上げない限りは、手数料が40%程度取られます。フルタイムの日本語講師かつAT専業と決めない限りは他のプラットフォームと比べてかなり損をすることになります。副業としては成立しません。

マッチングシステム

結構特徴的なのが椅子取りゲームのような生徒の争奪です。ほかのプラットフォームが、プロフィールを見た生徒が先生にコンタクトを取る形なのに、対し、ATでは先生が生徒を狩りに行きます。まず、生徒の入力した、レッスン料、レッスン内容などの条件によってATのシステムが先生と生徒をマッチングするので、マッチングの通知が来たら、ダッシュで生徒にメッセージを送らなけれはなりません。

生徒にコンタクトが取れる先生は、最初にメッセージを送った3人のみです。

受動収入?メンター制

メンターからの勧誘がうさんくささやネットワークビジネス感を出していると思います。基本的に売上2000ドル以上の現役の先生(メンター)が、新しい先生(メンティー)を指導するシステムです。

メンターはメンティーが売り上げを上げると、その数%をATからボーナスとして支給されます。どうすればメンターになれるか、実際いくらもらえるかはこちら

指導内容は各メンターに任せられているので、けっっこうしつこく連絡が来たり、かなり極端な指導(生徒集めのためにレッスン料を10ドルにしろ、朝5時からレッスンしろなど)が行われてしまっています。

警戒しすぎかもしれませんが、密に連絡を取ってくる上に「メンター収入でグループみんなでリッチになりましょう♪」という雰囲気が私には少し怖かったです。

集客力はまあまあ

さんざん文句を言いましたが、ATはマーケティングも頑張っているし、マッチングの通知に頑張って答えていると、たまにはレッスンにつながり、月に1,2回はトライアルレッスンができています。私は、生徒としてもATを使っていますが、プ普通に使いやすいプラットフォームです。

メリット

最大のメリットはレッスンが50分なことです。連続レッスンでも休憩が取れて安心です。そして月の売上(売上です、手数料後の手取りではありません)が2000ドルを超えるとグループレッスンが可能になるのも魅力かと思います。私は経験がありませんが、グループレッスンができれば時給がぐっと上がるし、毎週決まった時間にできるのも魅力かと思います。

レッスン料の引き出し:月に1回のみ

レッスン料の引き出しは月に1回のみです。私は実は、引き出したことがありません。ATの収入はそのまま生徒としてのレッスン料として使えるので、私はそうしています。



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