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二つの声が紡ぐ歌。二つの声を内包するVSinger、haju:harmonics|ハユ

ここは、世界のエンドロール。
終わってしまった物語。退場した神様。
希望と絶望。欠けた天体。
二つの声が紡ぐ歌。 白く輝く少女は、エンドロールの最中、
絶望に似た希望を歌い続ける。

YouTube 概要より

haju:harmonics(ハユ)


雪のように白い肌、ガラス玉のような瞳、花弁のように薄い唇。

まるでビードロ、薄氷、ドール… 
いずれにしても、ぞんざいに扱えば壊れてしまいそうなこの儚げな白い少女の名前は「ハユ」

2022年7月よりTwitterが始動、8月のオリジナルソング投稿とともに本格始動をしている。

独特な世界観があるも、詳細はほとんどわからない。

そんな彼女最大の特徴は「二つの声」だ。

比喩でもなんでもなく、一つの体に二つの声があるのだ。

ドーナツホールのカバーが分かりやすい。
特に1分33秒から1分48秒にかけて、ぐにゃぐにゃと蛇行するように二つの声が切り替わる部分は楽曲のアレンジもあり、とてもいい不安定を産み出している。

その存在自体が異質な彼女、行動も異質で、

二つの電話を同時にかけるとオリジナル曲の先行試聴ができるという特異なアクション「One body, Two calls」を実行していた。

現在は、歌ってみた、オリジナルソングの投稿が主であり、今後どのように活動をしていくのか最注目のアーティストだ。


オリジナル曲

10/15現在、公開されているオリジナル曲は2曲

作詞・作曲は澤田 空海理さん

神様へ

作詞・作曲はbuzzGさん

いずれも声が重なったり歌い分けたり、二つの声を内包しているからこそ出来る表現の幅がしっかりと表れている。


謎はまだ解明されていない

カバー曲のオケはオリジナルの音源を用いており、オリジナル曲も非常に心揺さぶられるクオリティの高い投稿を続けているハユさん

しかし、彼女がどういう存在なのか、彼女がいる世界はどんな世界なのか……
まだまだ物語は欠片ほどしか明かされていない。

歌ももちろん、どう物語が紡がれていくのかにも注目していきたいところだ。


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