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生命の樹を使い倒す! ⑥ 金星編 ワンド、カップ、 ソード、ペンタクル各6の理解を深める講座

タロット占いの小アルカナが中々覚えられない方への手助けになればと思います。

下図の生命の樹の ⑥ に金星が埋まっております。

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西洋占星術で言う金星の意味が
ワンドの6
カップの6
ソードの6
ペンタクルの6

に含まれているのです。

なお、小アルカナと西洋占星術が分かっている方は自分で意味を作ってみるのも面白いと 思います。 以下に示す例はあくまでも例です。 タロットの解釈は無限なので各々が納得する意味を付け足しても間違いではございません。

それではまずは金星の意味から紐解きましょう。

金星

きれい! 美しい! 心地いい! 等の 「大好き!」 や愛を求める星とされます。 芸術性を司る星でもあります。 調和がとれていることがポイントです。 趣味的な分野を求める為、 無駄が多いです(笑)

数秘術「6」も加えます。

数秘術 「3」は90度に傾けると卵を割った形になるので、 破壊と創造を表します。 また、三角形も表します。 △と▽を合わせた形が六芒星→数秘術 「6」 です。 △は男性性、▽は女性性を表し、男性的な破壊と創造、女性的な破壊と創造がバランスよく合わさって六芒星ができます。 その調和美は芸術性の高さに通じます。

金星も数秘術「6」も調和美!

ワンド 6

馬に乗った王様が部下を連れて勝利の凱旋を行うカードです。

逆位置
王様が落馬して部下が「同じ目線になった」と積み重なった恨み晴らしに王様をボコボコにします

という意味を見たことがありますが、 会社の上司が転んだからと言って、 ボコボコにするなんてありえないですよね? 昔だったら死刑になっても文句言えません。

正位置だと調和が取れており、逆位置だと調和が乱れることは察していただけると思いま す。

この王様は「~をやってくれる人はいないか?」に対して手を挙げた方でしょう。 よって、 身分としては皆同じです。 その方がリーダーとなり、大きなことを成し遂げたのが正位置です。 逆位置だと失敗してボコボコにされます。

カップ 6

正位置
過去を振り返ってみよ

逆位置
未来を考えてみよ

となります。 正位置ではノスタルジックな背景にスポットが当たり、逆位置では子ども2人にスポットが当たります。

「現在はどこにあるねん!」「調和はどこに存在するねん!」と突っ込む人がいます。 私もかつてはそうでした(笑)。

もう最初に謝っておきます。すみません… 数秘術が分からないと苦しい話です。 正位置が出たから過去について考えまくれ! 逆位置が出たから未来について考えまくれ! これでも正解なんでしょうけど、雑な感じです。「6」 (金星) の意味も説明できませんしね。

数秘術の考え方として

来世×前世=現世

があります。 来世と前世を強く意識することで現世の自分(自分の生き方) が見えるという考え方です。 前世は自分の得意分野で来世は自分の苦手分野です。

例えば1998年5月17日生まれの方がいたとして
前世の数
17日なので 1 + 7 で 「8」

現世の数
全部足すと… 1 + 9 + 9 + 8 + 5 + 1 + 7 = 40
4 +0 で 「4」

未来の数
5月17日なので 5+ 1+7=13
1 + 3 で 「4」

つまりこの方の場合は来世 「4」と前世 「8」 を意識することで現世 「4」が分かります。 各々の数秘の意味については note にアップしておりますので、ご参照願います。

改めて

正位置
未来のことを考えすぎかも。 自分の生き方をつかむ為に過去を振り返ってみましょう。

逆位置
過去のことを考えすぎかも。 自分の生き方をつかむ為に未来を振り返ってみよう。

ソード6

「情報を得るか?! 死か?!」

過激な話ですが、 このカードはそれ程重要な話を内包していると思います。 敵が殺そうと追いかけてくる・・命からがら船に乗り込み、剣を6本突き刺した盾で投槍や矢を防ぐ・・・剣は情報を表します。
つまり情報が無いと逃げる場所が分からず、 やがて船が沈没して、殺されてしまうのです。

そんなことを言うと

「情報ってどうやって得ればいいの? 情報が有り過ぎて分からないよ!!」 と言われます。 確かに多くの情報はノイズになり、混乱を招くこともあります。

ここでようやく金星の登場です!! 一見すると 「こんなの役に立つのかよ・・」という情報でもいいので、自分が「大好き!」と思える情報を集めまくればいいのです。

正位置
豊富な情報量のおかげで状況は改善

逆位置
情報量が足りずにひどい目に遭います

ペンタクル6

このカードでは金持ち風の男がホームレス2人に対し 「君たちのお陰で成功したよ。 これは お礼の金貨です」と言っております。 ホームレス2人は何をしたんでしょうね?

ギブ&テイクのカードとされます。 「信用がお金よりも大事!」を根底に据えるべきです。

「お金の為なら親だって親友だって殺すし、 何だってするぜ!」 という信用をないがしろにする銭ゲバ的な考え方はきれいさっぱり忘れて下さいまし(笑)。

ここで! ホストクラブ従業員の方から聞いたナイス (!)な話をそのままお伝えします。

「信用=お金」であり、信用が高い人にはお金が集まります。

信用の貯め方については

例えば、仕事上では

・嘘をつかない

・ミスをしたら深く謝り同じミスをしない

・上司の期待に応える

等で信用は高まり、 昇進 (= 昇給)します。 「なんだ当たり前じゃないか!」と呆れられそ うです(笑)。 重要なのは次の話。

信用はホストクラブのお兄様方がお客様 (お姉さま方)に行なっているような

・身体を張って笑わせる

・役に立つ情報を与える

• そばにいって安心させる

・親身に話を聴いてあげる

・誕生日を派手に祝う

・ほめる

周囲の雰囲気をよくする

等の「ギブ(give=あげる) 行動」でも上げられるのです。 これってホームレスでもできませんかね? 我々も職場において元気に振る舞う等、 ギブ行動は工夫次第で色々と思い浮かびそうです。

カードに描かれた金持ちとホームレス。 ホームレスは金持ちを笑わせたり、辛いときに親身に話を聴いたり等のギブ行動をし、金持ちを喜ばせて信用を貯め、 その見返りとしてお金を得た (テイクした) という解釈が成り立ちます。

信用が貯められればお金は貯まる。 気前よくなって信用を得ることを重視してみてはいか がでしょうか?

正位置
ホームレスが金持ちに対し、笑わせたり、 話を聞いてあげたりして信用を貯めた結果、対価を得られます。

逆位置
全く信用が貯まっていないホームレスが金持ちに無理やりお金をたかっています。


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