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変わったコト と 変わらないコト ~2022シーズン開幕戦 徳島ヴォルティス0-0ツェーゲン金沢~

皆様お久しぶりでございます<m(__)m>

毎度毎度更新が遅い(ギリギリ)なnorainuでございます🐶

ついに2022シーズンが開幕‼

最後に笑顔で終える事ができなかった2021シーズン、そして感情の起伏が変な事になった年末年始のストーブリーグを乗り越え、ようやく、ようやく、ようやく、ようやっと新シーズン開幕を迎える事ができた事が嬉しいです。

イロイロアッタナー。。。。('Д')

2022シーズンはJ2となりますが、変わらず徳島ヴォルティスを応援、そして追い続けていきたいと思います(`・ω・´)

J1に戻る為の新シーズン。

選手も大幅に入れ替わり簡単なシーズンになるとは思っていません。ただ、徳島ヴォルティスなら大丈夫だとも思っています。

前置きがいつも以上に長くなりましたが、今回のnoteは2022シーズン開幕戦Homeにツェーゲン金沢を迎えての試合を振り返っていきます。

久々の取っ散らかった文章を最後までお楽しみいただければ幸いです🐶

まえがき

シン・徳島ヴォルティスを後押しする為に開幕戦ポカスタに行っておりました。

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たぬきかわいいよたぬき(*´ω`*)

たぬきに会えるのも現場に行った時の楽しみです🐶

現地に行かれた皆様、雨が降る寒い中お疲れ様でした<m(__)m>

今回はスタジアムで感じた事、中継映像を観直して感じた事を中心に書いていこうと思います。

変わったコト と 変わらないコト そして、これからについて私なりに考えてみました。少し短めですが最後まで覗いていただけると嬉しいです🐶

【付録】理解しておきたい用語

 本文に入る前に少し用語の整理をしておこうと思う。というのも、最近選手コメント等でこれまであまり使われていなかった用語が少しづつ出てきているので、そちらの用語になるべく合わせて解説等を入れていこうと思うので。

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今回はこの2つ。

『インテリオール』『ピボーテ』について

赤い丸で示したインテリオールはインサイドハーフの位置の選手の事を指す言葉である。インサイドハーフをスペイン語にしたものである。ユーシがコメントで使っていましたね(*´ω`*)

ピボーテはボランチの位置(セントラルMFの位置)の選手を指す言葉である。こちらはまだコメント等では使われていませんが、こちらもスペイン語ですね。日本ではアンカーとも言われるボランチですが、少し意味合いが違ってきます。

アンカーやボランチと表現すると守備的な意味合いが強くなりがちですが、ピボーテと表現すると守備的ではなく中心・軸というニュアンスになります。(場所ではなく役割とでも言えばいいのでしょうか)

(日本代表の遠藤航選手はアンカーのイメージ)

2022の徳島ヴォルティスのボランチはアンカーではなく、ピボーテの方が個人的にはしっくりくるので、紹介がてらに用語に入れさせていただきました。

詳しく知りたい方はググってみてください(*´з`)←おい。

はじめに

 2022シーズンはJ2での戦いとなっていしまった徳島ヴォルティスは1年でJ1へ復帰するべく開幕戦をHomeポカスタでツェーゲン金沢を迎えての一戦。

メンバーは以下の通り

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徳島は昨シーズン終盤から継続している4-3-3のフォーメーション。金沢は立ち位置的にはベーシックな3ラインの4-4-2であった。

徳島のメンバーには驚かされた。選手が大幅に入れ替わったので、当たり前と言えば当たり前だがこのメンバーは全く想像できなかった。それと同時に期待感も抱かせてくれた。(後述)

結果から言えば、0-0のスコアレスドローで勝点1を分け合う試合となった。

新シーズン開幕戦Homeで勝利し勝点3を得られれば最高のスタートを切れたことは言うまでもないが、開幕戦で見せてくれた戦い方には一定の評価ができる内容であった。ただ、あくまでも現時点での評価である。

逆に課題が出た試合でもあった。

今節のnoteでは、『課題』『変わったコト 変わらないコト』を中心に試合の解説を踏まえながら振り返っていこうと思う。

課題

 今節は得点が取れなかったから勝てなかった。つまり、課題は『決定力』です。以上(`・ω・´)

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などと、ありきたりな事を書くつもりはありません。

てか、決定力って何よ?便利な言葉だとは思いますが・・・(過去記事に私なりの決定力の考え方を書いていますので気になる方は下記記事を参照ください。)

(将太もガンバ大阪でよろしくやっているようでなによりです。風の便りで聞きました。)

もちろん得点が取れなかったから勝てなかったというのは事実です。

ただ、得点を奪えなかったというのは現象です。

『現象ではなく原因を評価する。』(私の口癖のようになっていますが大事な事です。)

私が今節感じた得点が奪えなかった原因と考えるのは、

アタッキングサード(相手ゴール前)まで有効にボールを運べていない。

です。

『はぁ??昨シーズンも同じような事言ってなかったか??』

『はぁ。norainuはネタ切れで焼き回しかよ。。。』(年齢バレる。。。)

という声が聞こえてきそうです。

・・・・・・・

否定はしません!!(`・ω・´)←おい。

ただ一つだけ弁解を・・・

昨シーズンはJ1、今シーズンはJ2である。

試合を観て多くの方が感じたと思うが、個の質の優位性は徳島ヴォルティスにあった。特に両翼の西谷・浜下の所で相手を剝がしてチャンスを作る事が可能だった。J1ではなかなか見れなかった個の質の優位性が見れた。(金沢の監督コメントでも同様のコメントがあったので私の贔屓目で見たわけではないと思う。)

しかし、ゴールは奪えなかった。

ここで実際に試合中あったプレーを2つ取り上げて何が起こっていたのかを簡単にだが解説していこうと思う。

9分のシーン

CB内田から左SB新井へのサイドチェンジのパスから西谷のクロスまで至ったシーンである。

このシーン皆さんはどうご覧になりますか?一見ペナルティエリア内に人数を揃えた状態での西谷のクロスまで至ったので良いボール運びのシーンに見えるかもしれません。

もちろんゴールに迫ったいいシーンです。ただ、一カ所だけ気になってしまう部分があります。

運び出した内田と白井が同じスペースでプレーしようとしてしまっている(重なっている)のである。

上記のシーンでは上手くロングボールでサイドチェンジを行えたので良かったが、別のシーンでは両インテリオールがボランチ脇のスペースに降りてきてしまい、ボールを前に運べない現象も起こっていた。

17分のシーンは9分のシーンと同様にCB内田が運び出し西谷にロングフィードするが、そのシーンでは上記のような重なりは無く修正されていた。

試合中にコミュニケーションを取りながら改善されて行っている事も確認できた。

変わったコト

 さて、今季のヴォルティスは選手も変わったが、ボールの運び方にも変化が観られた。

 昨季のヴォルティスはボール保持時に主に右SBを高い位置に取らせて3-2-5のような形を取ることが多かったが、今季は少し違って観えた。

これは選手の個性によるものかもしれないが、昨季は主にこのような形で前線に人数を揃え攻撃を展開していた。

ただ、今季は少し違う。

まず顕著だったのがボランチのポジショニング。

ボランチが基本的には場所(エリア)を動かない。

今節は櫻井がボランチを務めたが、

とにかく動かない、下がらない、左右への移動をしない。

(ゴールキックをピックアップする事もありませんでした。)

これは悪い意味ではなく、そこに留まる事で相手を釘付けにして、ボランチ脇のスペースを味方に使わせる為であったと私は推察している。

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そこで重要になってくるのがボランチ脇のスペースを

いつ?誰が?どのように?何のために?使うのかである。

ここで今季のもう一つの特徴を上げる。

それは、SBの関わり方である。

これまではSBが前線まで上がり攻撃に参加することが多かったが、今季はボランチ脇のスペースでボールを受けてボールを捌く役割をする事が多かった。

この場合、両翼の選手(WG)がアウトサイドに幅を取りインテリオールの選手がインサイド、ワントップの選手がセンターに構える事で前線に枚数を揃えるような形。

ボランチ脇のスペースの使い方はこの他にも、インテリオールの選手が降りて使う事もあった。

この場合は、降りたサイドのSBが高い位置を取り、アウトサイドのウイングが中に絞り前線に枚数を揃える。

両方のポジションの取り方で共通して言えるのが、ワントップ(CFW)も中央から基本的に動かないという事も上げられます。サイドで流れて受けるという事は試合中もほとんど見られませんでした。

このように今季はボールの運び方の構造が少し変わっていた。

【閑話】スタジアムの雰囲気がもたらすもの

 戦術的な話が続いたのでここで少し余談。

 今回私は3回目の現地観戦を行ったのだが、やはりポカスタの雰囲気は好きだなぁと思った。

もちろん、寒い中よくわからないままユニ待機列に長い時間ならばなければならなかったり、クラブ側が運営上改善すべき点はまだまだ多い。(身体が震えて風邪ひくかと思った。。。(´;ω;`))

 でも、スタジアムの雰囲気は好きだ。

メリハリの利いた応援(手拍子・拍手)、ゴール裏のサポーターの皆さんの息の合った手拍子、横断幕、そして阿波踊りで使われている鉦の音を使った独特のリズム。

 そのどれもが好きだ。

というのも、私が感じるポカスタの雰囲気はある種独特なのだ。

けたたましくずっと鳴り物を鳴らし続けるでもないので、スタジアムが試合中に静寂に包まれる時間がある。選手の声とボールを蹴る音だけが聞こえる時間帯がある。アウェイサポーターがビジター席にいてもである。

不思議じゃないですか?アウェイサポーターがいるのに静かになってしまう。

基本的に徳島サポーターが静かになっている時は自チームが後ろでボールを保持している時、もしくは相手チームがボールを保持している時です。つまり、相手チームの攻撃時なのにアウェイサポーターの応援が聞こえない時間があるという事。

不思議な現象です。

ホームサポーターの方が人数が多いので、アウェイサポーターがその静寂に不思議と飲み込まれているのではないかなぁと思います。

太鼓とか叩きたいけど叩いちゃダメなような雰囲気を作り出しているんだと思います。(アウェイサポーターはやりづらいだろうなぁ。)

そんな雰囲気が私は好きです。

というのも、スタジアムの雰囲気というのは少なからず選手に影響を与えます。

スタジアムの雰囲気がずーっと喧騒であれば選手達もずーっと強度高くプレーをする傾向が強く、スタジアムの雰囲気が静寂になれば選手達は冷静にプレーを行う傾向が強いように私は考えています。

徳島ヴォルティスのチームスタイルとスタジアムの雰囲気というのはとてもマッチしていると感じます。選手達もすごくプレーをしやすいと思います。

ここで少しサッカーの時事ネタを。(徳島以外の試合も時間があればチェックしています。)

この件についてです。

この明本選手の行為は暴力行為ですので判定は退場で全く問題ありませんし、擁護する余地はありません。

では、何故明本選手がこのような行為を行ってしまったのか?

ネット上には様々な意見が見られました。

『判定がおかしいからフラストレーションが溜まっていた』

『倒れない選手が損をするのはおかしい』

『先に手を出したのは神戸の選手の方だ』

などなど。。。

まぁ分からないわけではない。判定基準に関しては『?』と思う事も私もある。

 ただ、どのような理由があっても暴力行為は認められるものではない。そして、暴力行為を行えば試合から退かなければならないなんて事は選手ならみんな理解している。

では何故、自制が効かずあのような行為に及んでしまったのか?

それはスタジアムの雰囲気が少なからず影響していたのではないかと私は感じた。

あの試合の埼玉スタジアム2020には約2万人の観客が訪れており、会場は熱気に包まれていた。熱気に包まれるのは悪い事ではない。小さなクラブを応援している身としては羨ましいほどだ。

ただ、試合が進むにつれてスタジアムの雰囲気が怪しくなってきていた。審判へのブーイング、相手選手へのブーイング、対立を煽るかのようにプレーへのヤジ。

少し言葉が悪いが『喧嘩を周りで煽っている大衆』のように私は感じた。

明本選手へ退場が命じられた際の私の率直なつぶやき

私は栃木時代の明本選手をあまり知らないのだが、栃木時代からあのような事をする選手だったのだろうか?(もし知っている方がいらっしゃれば教えていただきたい。)

公式記録だけを見る限り『暴力行為』での退場記録はなく、他の理由での退場も、1試合イエロー2枚での退場もなかった。2020シーズンはほぼフルタイム出場で警告5回。少なくはないが多くもない。

『人は環境で変わる』

良くも悪くもスタジアムの雰囲気というものは選手に影響を与えるものなのではないだろうかと感じた出来事でした。

ちなみに、育成年代でも同じような現象が見られます。

試合中に審判に対して文句を言ったり、相手選手に対してヤジを飛ばしたりされる親御さんがいらっしゃいます。(最近は少なくなってきましたが。。。)

そうなると、ほとんどの場合試合が荒れます。子供は親の影響を特に受けやすいのでもろにプレーに反映されます。

熱心に応援するのは良い事です。ただ、応援の矢印は我が子、我が子がいるチームに向けて欲しいなぁと思います。

クラブを応援する時も同じです。応援しているクラブを一生懸命応援しましょう。選手が気持ちよくプレーできるように応援しましょう。

スタジアムの環境が選手を育てるという事もあると思います。

変わらないコト

 なんだが閑話が長々となってしまったが、開幕戦の話に戻そう。

 多くの選手が入れ替わり徳島ヴォルティスの戦術の核となる中央の選手が誰一人として残っていない状況で、『果たしてどんな試合をするのだろう?』そんな不安があった。

 しかし、そんな不安は試合開始5分もすれば無くなっていた。

前述した通り、ボールの運び方などは変化していたが、スタジアムで繰り広げられたサッカーは紛れもなく徳島ヴォルティスのサッカーだった。

 コレクティブでアグレッシブにボールを保持してゲームをコントロールする。(まだまだ粗削りな所は観られたけれども。)

 抽象的な表現にはなってしまったが、肌感覚でそのように感じたサポーターの方が多かったのではないだろうか。

 上記の記事は去年私が初めて投稿したnoteである。

その時の期待する理由と全く齟齬がない。

なんならこの記事をコピペして

『私が2022徳島ヴォルティスに期待する理由(`・ω・´)』

という表題で出しても全く違和感がないほどである。(カテゴリーの部分は違えど)

新体制発表会で岡田強化本部長がコメントしていた通りだった。

『目標はJ1復帰。ただし、ただ復帰するのではなく、攻撃的で魅力的なフットボールをして、かつ、個人が成長して、まとまり一体感を持つことによって目標を成し遂げていく。』

変化しなければならないこともあるが、変化してはいけない部分もある。

 徳島ヴォルティスは確固としたクラブアイデンティティを持っている事が示された2022シーズンの開幕戦だった。

スタジアムでそれを感じられて良かった。

あとがき

 徳島ヴォルティスはやっぱり面白い!!(今年も毎回言いそうです。)

あ、守備の事書くの忘れてた。。。(守備が嫌いなわけではありません)

守備の基本は4-1-4-1での守備でした。これは昨シーズンから取り組んでいた事でしたので昨シーズン作ったGIFを参考までに張っておきます。(決してサボったわけではありません!!(*ノωノ))

補足するならば、今シーズンはよりアグレッシブに前からボールを奪いに行こうとする意志を感じられました。

ホーム開幕戦はもちろん勝ちたかったですが、今現在の徳島ヴォルティスをスタジアムで観れた事はとても良かったです。結果は望んだものではなかったですが、内容はほぼ望んでいたような内容でした。

 で、今の段階の徳島ヴォルティスの成熟具合を私なりに考えてみました。

 私が感じた現段階での徳島ヴォルティスの成熟度は昨シーズンの28節あたりの状態くらいに感じました。あくまでも私の感覚です。

この状態がシーズンスタートから作れている事に一定の満足感が得られました。(昨シーズン28節の状態が今シーズンの1節目)

 期待感しかありません!!

これからどんな風に成長・成熟していくんだろう(*´▽`*)

そして、メンバーがとにかく若い!!

また多くの若い選手たちの成長をシーズン通して観て行けると思うとワクワクしてよだれが出てきます(*´ω`*)

ルヴァン杯の広島戦も若い選手達の躍動が観られました。チーム内競争も激しくなっていきそうで、そこにもワクワクしております!!過密日程の為ルヴァン杯があるうちはチームを2つに均等に分けているような気もしています。

ルヴァン杯についてもnoteにまとめたいと考えていましたが、時間的に難しそうなので今のところ断念しています。私事ですが、今年からチームを持つことになった影響もあり時間をあまり取れなくなってきてしまっている為です<m(__)m>

ですが、ルヴァン杯の事も可能な限りお伝えしたいと考えておりますので、noteとしての形ではなくtwitterの方にちょこちょことGIFも作りながら呟く形を取ろうかなぁと思っています🐶

リーグ戦については引き続きこちらのnoteの方にまとめていく予定ですので、お時間ある時に覗いていただければ幸いです。

久しぶりの作成で書き方を忘れてしまっている部分もあり、尻切れトンボのような文章になってしまいましたが、最後まで覗いていただいてありがとうございました。

共に1年でJ1に復帰しましょう!成し遂げる!

P.S.

 久しぶり過ぎてGIFの作り方から復習しておりました🐶GIFがなんかちょっと変です。今シーズンもよろしくお願い致します<m(__)m>

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