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「えっ!そんな偶然」って思ったこと!!

私は今年で58歳になるのですが、大概のことはポーカーフェイス(言い方が古い)で過ごしてきたつもりなのですが、2年ほど前に

えっまさか自分が・・・・

と驚く出来事に遭遇したのです。

2020年6月、私は「多発性骨髄腫」という病気の告知を受けました。      

「血液のガン」とのことです。

あっそれからこの記事は、決してネガティブな気持ちで書いているのではないので、お気になさらずに読んで下さい。

この病気10万人に対して男性約7人、女性約6人くらいで70歳以上に多くみられる病気らしいのです。

なので、私の年齢では、まだ若い方らしく、現在の医学の進歩で治療法や薬も増え、完治まではしないものの寛解(カンカイ)という病気を抑えた状況にし、その状態を今後の治療で、長く続けることを目指すようです。

病気が見つかったのはかなりの偶然で、コロナ真っ盛りの時期に咳が止まらず、近所の病院の呼吸器科に行ったのがきっかけでした。

呼吸器科での診察は、肺に影も見られず特に問題無いとの事でしたが、先生曰く「肺には全く異常は無いのですが、血液の数値が普通じゃないんです。うちの院長が血液の専門なんで、診てもらって下さい」

との事で、午後から院長先生の診察を受けることに・・・

私の血液検査の結果を見た院長先生は、「間違いなく何らかの血液の疾患があります。こちらの病院でできる検査があるので、それだけ検査してすぐに入院してください」との事・・・

再検査の結果も出ずに入院とは、どう言うこっちゃ!!

と思っていたのですが、1週間程してから検査結果を聞きに行くと

「ほぼ、100% 多発性骨髄腫です!〇〇〇〇総合医療センターには連絡しておいたので、早急に入院してください」(院長先生談)

この時点では、まだ、自分の病気を理解していなかったのですが、それよりこの先生の段取りの良さ・・・それもそのはず、院長先生は元々〇〇〇〇総合医療センターの血液内科の部長先生だったのです。

この病気は発見が難しく、そのまま悪化してしまい重病化する患者の方も非常に多いのです。

私もこの時点で、院長先生に会っていなかったら、まだまだ発見が遅れていたことでしょう。

「えつそんな偶然!!」と心底思った瞬間なのでした!




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