BB小説家コミュニティ第6期運営振り返り記事!
はじめに
こんにちわ!
株式会社BookBase代表のオタクペンギン(社長)と申します。
弊社はBookBaseというオンラインで電子小説を販売するプラットフォームを運営する新進気鋭の出版社なんですが、その一環として展開している『すべての作家さんたちの創作を加速させる』をコンセプトとしたBB小説家コミュニティというものをやっています。
すでにスタートしてから2年以上経過してまして、6期目を迎えています。
※3ヶ月ごとに消滅して1ヶ月募集期間になるので、一年間で3期実施する形になります。
これまで累計478名にご参加いただいていまして、6期に至っては120名と過去最大規模での開催となりました。
作家さん向けのコミュニティとしては、国内でも屈指の規模となってきましたが、今まで以上に活発に利用してもらえたかと思います。
また11月10日より第7期の募集を行って、12月1日よりスタートしますがそれの前に第6期を運営目線で振り返っていこうと思います。
気になっている方はぜひぜひ見てみてください。
※参加者の方々もレビューを沢山出してもらってるので、気になる方はTwitterで【#BB小説家コミュニティ】で検索してみてください。
運営振り返り!
まず簡単にまとめると
こんな感じでした。
まず印象としてですが、前回の5期に比べて6期は人数の割にはめちゃくちゃにぎやか!って感じでもなかったように思います。(5期がものすごく賑やかだったのでその印象だっただけで、Discordは相変わらず活発な印象でした)
継続利用してくれている作家さんが、初参加の方に使い方などをすぐに教えてくれたり、できるだけ会話に入れようとしてくれていたりで、相変わらずのヌクモリティでした。🐧いつもありがとうございます!
BB小説家コミュニティは、交流用としてDiscordの専門サーバーがあって、そこで雑談やお悩みごとの相談とかができるようになっているのですが、そこではあまり名前を見なかった人も、作品の感想フィードバックや個別オプションの壁打ちなどには来てくれたりと、交流する人はがっつり交流して、実用的に使う人は実用的に使うという形で、綺麗に分かれていたような感じです。
また、参加者さんのレビューなどを拝見していると、普段関わらないジャンルについて語っている人がいたりして、知見が広がってよかったという意見がいくつかありました。
作家さんたちも積極的に見かけた情報をコミュニティに還元してくれるので、小説系のなかではどこよりも最新の情報が上がってくる場となりつつありますね。
コンテスト情報などもかなり助かったと言ってもらってました。
ちなみに、今期は久しぶりに初参加の比率が半数以上を締めていて初参加の方が多かったというのもあって、交流は控えめになったのではないかと思います。
交流は、一回目からできる人もいるんですが、一回目様子見してから二回目以降に活発になってくる方もいるので、次回以降に継続してくれた方はより交流してくれるんじゃないかと思います。🐧別に交流とかせずにROM専でも全く問題はないですよ。
あと、女性作家さんが今回は6割以上でした。
これ毎回驚かれるんですが、ウチはなぜか昔からそうです。
おそらくコミュのレビューとかを頻繁にやってくれるのが女性が多いっていうのと、BLでもTLでもR18でもプロ編集から作品へのフィードバックをしてもらえる機会がなかなか無いとかが理由でもあるかなと思います。
すでに5名いる編集者のうち、3名が女性編集者なので今後もこのあたりのジャンルについては継続サポートしていく所存です。
あとは、データ的な振り返りをしておくとついに感想の件数が300件の大台突破しました。
BB小説家コミュは1ヶ月ごとに最大2作分の冒頭1万字もしくは1000文字プロット、そして三ヶ月を通して一作だけ10万文字までの作品を編集者に出して感想をもらうことができたりするんですが、それの合計数が300を超えました。
毎月100作以上にフィードバックしてるんですね。
大手の出版社でもこんな数読まないと思うんですけど、これをジャンルやクオリティに限らず出しているウチの編集チームは本当に強者ばかりです。
ちなみにどんな感想がもらえるかを実際に出したやつから抜粋してお見せします。
一部ですが、こんな感じです。
この量と質で毎月100件以上こなすのは、めちゃ大変です…。
ほんと、ウチの編集チームは優秀です。🐧いつもありがとうございます!
ちなみに、どういうところを見てほしいのかとか優しい感想がほしいのかとか厳し目が良いのかとか、そこもリクエストできますし、編集さんも指名は可能です。
基本どの編集さんも『褒めて伸ばす!』が基本ではありますが、繊細さは人によって違うので、上手く調整してもらうといいと思います。
また、今回から新たに加入してくれた編集さんである戌さんですが、編集チームから戦力として申し分ないとのことで、大活躍だったとのことでした!
7期も編集チームは編集長であるサマンサを除いて、継続なのでぜひぜひ作品を投げてみてください!
そして、これが最後ですが新サービスである『壁打ち』についてです。
こちらは、原稿等がない状態でも編集さんに一対一(音声)で一時間/3300円でなんでも相談できちゃうというものなんですが、かなり好評で予想以上に頼まれる結果となりました。
1人で毎週頼む方とかもいらっしゃったので、人数的には30名程度だと思いますが、それでもかなりの人数ではないかと思います。
個別オプションは参加費とは、別に掛かるものなのでそこまで来ないかと思ってたんですが、満足度がかなり高く、よかったみたいです。
こちらも7期継続なので、ぜひぜひ使ってみてください。
締め!
というわけで、ざっくり振り返ってきましたがこんな感じでした!
プロの方もどんどん参加してくれていますし、小説家だけではなく漫画家さんやイラストレーターの方なんかも来てくれてたりするので、どんどん賑やかに&幅広くなってきているなと思います。
今期も満足度としてはかなり高かったのではないかと思います。(もちろん、課題はありますが)
人数が増えても、目立った揉め事もなく、相変わらず最高の民度を誇る場所になっているなと実感しますね。本当にご協力ありがとうございます。
(参加者同士の読み合い禁止は今後も継続していきます)
現状、小説を書く人は増えているなかでプロの編集者に誰でも作品を見てもらえる環境もなかなかありませんので、これからも小説界隈全体のボトムアップを担っていければと思います。
実際、ここでレベルを上げた方が書籍化やWebサイトランキング入りをどんどんしているので、そのうちほとんどの作家さんがBBコミュ出身者というのもありえるかもですね。
7期からの変更点!
そして、7期から少し変更する点があるので、まとめておきます。
↓詳細↓
①ライトプラン&ハードプラン新設
大きな変更点としましては、今まで通りの通常プランに増設する形で感想サービス抜きのライトプランが追加されました。新作ではなく、既存作品に集中しつつ、コミュニティでモチベを維持したい方向けのプランとなっております。(壁打ちとか個別編集はライトでも申込み可能です)
また、もっと本気で作品づくりに打ち込みたい人用に、編集者と二人三脚で企画から本文の赤入れまでやっちゃうハードプランも開設しました。
こちら大変なので、少数精鋭です(募集開始時点で速攻埋まったので、募集は停止してます)
②個別オプションの進捗管理廃止
毎週定期的に連絡する進捗管理でしたが、ハードプラン開始によりオタペンが忙しくなることもあり、一旦お休みとなります。
8期以降は再開するかもしれないですが、今のところ未定です。
③7期サマンサ編集長お休み(他編集者は継続)
編集長が編集講座の方にかかりきりになってしまうので、7期はお休みです。今後はまだ未定となっています。他編集の方々は続投です。
④通常プラン値上げ
こちら申し訳ないのですが、値上げさせてもらいます。
皆さんからもお声があったように、今までは編集チームがかなり無理をしていた分もありますので、今後も継続していくために値上げさせてもらいます。これまでは感想を使う人、使わない人に関わらず同額だったので、ライトプランを作って感想出さない人が損した感じにならないようになるかと思います。
以上、7期からの変更点でした。
また、7期の募集は11月10日からTwitter上で開始しますので、公式アカウントをフォローしておいてください!
それでは!