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”あるけどない”存在について考えることは、劇作としては珍しいことではない。 そのことにつ…
ゾーエーとは“生命”という意味で使っている。 “生命”にはふたつあって、“ビオス”と“ゾ…
いないことを証明することは難しい。 究極的には説明できないと思っている。本当はいるのかも…
僕の表現では、どうやらいつも"いない存在"について考えてしまうらしい。 でも前からそうだっ…
僕たちの劇団が拠点としている公園。 “公園を拠点としている”というところにいささか違和感…
移動について。 人は歩いたり走ったりする。自動車に乗ったり自転車に乗ったり。 移動は僕にと…
演劇(舞台芸術)は、映画や音楽と違って複製不可能なもの(コピーして楽しめないもの)であるから、場所に対しての眼差しが強いと思っていい。 というか、表現そのものに折角その性質を孕んでいるのだから、考えないことには勿体無い。 映画でいくら場所性に絡んだ表現をしたとしても、その形態そのものの所在のなさに物足りなさを感じてしまうので心の底までは響かない。映画が言及できる”場所”とは、カメラの置き場所だけじゃないだろうか。 程度の差はあれど、ダンスや演劇、インスタレーションなど、上演を
作品の内容を作るのと同じくらい、その集団(座組)をうまく構成させるというのが、表現として重…
演出家の仕事が舞台上を”観ること”で、その上で"そこにいられる方法を考える"だとしたら、そ…
演出家の最大の仕事が”観るためにそこにいる”だったとして(まあ当たり前のことなんだけれど…
”演出”という言葉にあまりしっくりきていない。 そもそも具体的に何をもって演出というのか…
物との関わりについて考える。 物は、thingsとかmaterialとかfigure、もしくはobject。 ここで…
テントがテントたる所以に、抵抗の態度が含まれているのはおそらく本当のことだと思う。 ”な…
昨年から取り組んでいるゼロカーボン演劇の流れで、今年もその方向性でできる取り組みを検討してみている。 自分たち規模の劇団だと衣装、美術となる大道具小道具は基本的に使いまわしているので、無駄は廃していると言える。大量のセットを組んで、それを使い終わったら捨てるなんていう思考は最初から持ち合わせていないので新たな取り組みとしては捉えづらい。 現段階で取り組めるとしたら、公演にまつわる案内を行うときのチラシにまつわる資源、扱い方の問題、それから移動に関するエネルギーの問題が挙げ