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米国コロナファシズムVSテキサス医師(7) ワクチン推進派の医師が、中止を求めた理由

ファウチ博士が勧めない、早期治療を提唱した代償

既存薬を使った、コロナの早期治療を提唱したために、アメリカで最も脅迫を受けている医師の1人になってしまった、ピーター・マカロー博士。彼は、アメリカのコロナ対策に欠けているものとして、”パンデミック制御のための4本の柱”を使って説明しましたが、その中の1つは、”ワクチン接種”でした。このことからもわかるように、マカロー博士はもともと、コロナの収束にワクチンは必要と考えていました。

米国コロナファシズムVSテキサス医師(5)85%の死亡は早期治療で助けられた米国コロナファシズムVSテキサス医師(6)コロナを収束させる公衆衛生政策

それだけに、We the Peopleのサイトで発表された、彼の新しい主張を聞いてびっくりしました。

ピーター・マカロー博士は、もはやあなたにワクチン接種をお勧めしていません!

収録されたのは今年5月でした。今年に入ってからの数ヶ月の間に、彼が180度意見を変えるに至った様々な出来事があったようです。

We the Peopleに投稿されている、マカロー博士の”5月の動画”を見たのは、実は、この記事を書くために、彼の最近の肩書きを確認しようと思った最近になってからです。なぜ肩書きが気になったのか?それは、マカロー博士が広く社会に訴えてきたことは、科学の権威、ファウチ博士の絶対に行いたくない政策ばかりだったからです。それが関係するのか、分かりませんが、Google以外の検索エンジンで、積極的な検索を行うまで、マカロー博士の同動画に辿り着くことはなかったのです。

実際、彼のキャリアがどうなったのか?今年初めに、ベイラー病院との話し合いがあり、”契約を分離した”とありました。この意味はよくわからないのですが、早期治療の啓発活動自体が”大学の行う治療法とは異なる”ため、彼の言論の自由を認めつつも、その治療法を提唱する際に、ベイラーの名前は出してくれるなとのことだったようです。現在では、ベイラー、A&M大の両方から教授としてのプロフィールが消えているとのことでした(プロフィールが消えたことは、解雇になったことを表すのか、教授として教えてはいるけれどもネット上で大きくアピールしないだけなのか、ネット上の情報では、その辺りはよくわからない書き方でした)。

有害事象の多さから、推進から、中止を進言する立場へ

マカロー博士を取り巻く環境が今年に入ってより悪化していったのは、想像がつきます。しかし、彼がワクチン推進派から意見を180度変え、反対の立場になったのは、これらの”上”からの圧力が原因ではありません。

マカロー博士は、著名な心臓専門医としてもご活躍されていました。心臓病についても、心臓専門医と腎臓専門医が一緒になって、新たな問題である心腎症候群に取り組むことを目的とした組織、”米国心腎協会(Cardiorenal Society of America)”を設立し、現在は会長を務める等、既存枠に囚われない、問題解決型の医師でいらっしゃるようです。さらに、多くのメディアが無視している彼の重要なキャリア、それは、政府のデータ・安全性監視委員会や臨床審査委員会での経験です。コロナ・ワクチンではその立場ではありませんが、マカロー博士は審査経験がある=審査に必要な条件を知り、データを元に安全性についての判断ができる(それも政府のお墨付き)ということです。

反対の立場になるには、この2つのキャリアの部分が大きく関係あるかと思います。

「昨年12月から今年1月、2月にかけては、ワクチンを打った方が良いと考えていた。しかし、セイフティレポートを見た今は違う。私はもはやワクチンを勧めることはできません」。マカロー博士は心臓専門医です。最も懸念していたのは、心筋炎、発作、または死亡する人の多さです。
コロナ死亡者数は6万人もいて、大変だ!というが、その85%は早期治療を受けていれば、助かったはずです。一方、ワクチン接種で亡くなった人は4千人で、入院治療が必要だったのが1万人。このワクチン接種は、25〜50人死者がでた段階で中止すべきでした。ワクチン接種によって亡くなる方は通常、1年あたり200人だ(70種類5億回中)。コロナワクチンはその5分の1しか接種していないにもかかわらず、こんなにたくさんの方がなくなっています」(数字はマカロー博士のインタビューが行われた5月時点のもの)。

 重要な部分かと思いますので、他のインタビュー記事(2021年7月22日)等を合わせて、補足させていただきます。

まず、マカロー博士が勤務していたダラスのベイラー病院では年末年始にかけ、彼の患者の70%がCOVID-19ワクチンを接種。そこで奇妙なことが起こります。

「当初はわかりませんでした。死亡例が増え続ける中、3月と6月の2回にわたり、CDCはウェブサイトで、CDCとFDAの審査官が死亡例を調査したが、ワクチンとの関連はないと発表しました。私の周りの医師たちは、ワクチンセンターでワクチンを接種した後、すぐに患者が死亡したり、その後すぐに、何らかの致命的な出来事が起こったと連絡があったので、これを疑問に思っていました」。

後から振り返って数えてみると、1月22日の時点で、ワクチン接種後に186人の死亡者が出てしたと言います。VAERSデータを用いた2つの重要な分析結果(マクローレン博士、ローズ氏博士)が発表された後、マカロー博士自身が至った結論は・・・。

死因の86%は他に説明がつきません。外来に来て、コロナワクチンを接種できるほど元気な人が、2日以内に死亡しているのです。私はデータ・安全性監視委員会や臨床審査委員会で多くの仕事をしてきましたが、現時点での私の判断は、大半のケースでワクチンが死因であるということです」。

データ・安全性監視委員会があれば、2021年の2月にワクチンを停止していたと思います」

え?コロナワクチンにはデータ・安全性監視委員会がないの?なのですが、念のため、原文は“I think if we had had a data and safety monitoring board, they would have shut down the vaccine in February of 2021.”です。彼が”自分が参加していたら”というわけではなさそうです。実際、そのような委員会が設置されていないのかについては、確認できていません。

ワクチンの有害事象として何が起こっているのか?

マカロー博士:「American Journal of Science and Lawに掲載された報告書によると、致命的でない事象が、脳、心臓、免疫系、血液系の4つの器官系に沿って起こるとされています」。

「私の分析によると、例えば、心筋炎は CDCとNIH、そしてFDAが調査したデータによると、比較的すぐに、2回目の接種から2日後に、発症したようです。現在、FDA(米国食品医薬品局)が公式に警告を発していますが」。

「CDCは現在、2,000人に対して、心筋炎のケースを認定しています。メッセンジャーRNAやアデノウイルスのDNAが取り込まれて廃棄されず、スパイクタンパクが組織内で生成され続けてダメージを与えているのではないかと、とても心配になってきました」。

このインタビューでは、マカロー博士や周囲の医師らが”何か変だ”と感じた具体的な事例についても紹介されています。中には10年以上診ていた患者が突然、症状が悪化してしまったケースもありました。発表されるワクチンに関する論文からヒントを得たりしながら、ワクチンによって引き起こされた、または悪化した症状を改善しようと奮闘されているようです。

「今のところ、画像診断は役に立たないことがわかっています。MRIやその他の画像診断を受けても、損傷を引き起こすスパイクタンパク自体を見ることはできませんし、血液中のスパイクタンパクを測定することもできません。そのための臨床検査はまだありませんが、重要なのはイメージングを行うことです。重要なのは、血栓を除外しなければならないことで、例えば、脳内の血栓についてFDAがJ&Jに警告を出していることを知っています。また、ファイザーとモデナでは、血栓の発生率が高いという分析結果も出ています。血栓は全身に発生する可能性があるので、神経症状を呈する患者さんは、主に神経症状の病因として血栓を除外するために、CTやMRIなどの画像診断を受ける必要があります」。(2021年7月のインタビュー時点でのコメント)

このようなワクチンによる有害事象の現状を踏まえて、マカロー博士が動画で懸念していたのが、妊婦への投与です。

「そもそもFDAのレギュレーションではワクチンの治験データは通常2年は必要とされていたはずです。それを今回は2ヶ月しかやっていないのです。妊婦の治験データなんて、1件だって存在しません。全く存在しないのです。本来は、10年分のデータが欲しいところ。全くデータがなく、胎児への影響も全くわからないまま、いきなり大勢の妊婦に胎児への影響がわからないまま接種させているのが現状です」。

インタビューの中で、はっきりとそう発言されていたわけではないのですが、マカロー博士は、自分の患者にワクチン投与したことを後悔されているようでした。「ワクチンは一度体内に入ると取り出すことができず、致命的な合併症もあるため、どのように対処すればよいのかわかりません」。

アメリカには、有害事象を報告するシステムVAERSがあり、このプログラムの管轄はCDCとFDAです。これらの機関に対し、クリティカルイベント委員会、データ・安全性モニタリング委員会、人間倫理委員会を設置した上で、週ベースでのアップデートで知らせるべきだったとも発言されていました。

マカロー博士が妊婦や子どもたち(この層は特に、ということで、実際には全ての人)のワクチン接種を中止するべきだと強く主張しています。それに対し、大学を追われたヤブ医者が政治活動を始めたというようなひどい記事もありました。ただ、既存薬を使った、早期在宅治療を進めるようになった経緯、そして、ワクチン接種推進派から一転、中止を求めるに至った経緯を見ると、政治的な意図が一切ないことがわかります。

ここで1つの大きな疑問にぶつかりました。マカロー博士の勤務する病院には、3ヶ月間で180人のワクチンによる死亡者がいたと言いますが、この現象はマカロー博士の病院だけで起きたのでしょうか?他の病院では、接種した患者さんは、接種前と変わらぬ健康状態(既往症があった場合にも接種前の状態)を維持できているのでしょうか。 

誰かが嘘をついているのか?それとも、誰かが何かを隠しているのか?

どちらかではないとおかしい気がします。この答えは、コロナが収束するまでわからないかもしれません。

最後にマカロー博士の5月のインタビュー動画についての紹介記事は次の通りです。We The Peopleは保守色が強いサイトですので、その分、過激な表現になっているかと思いますが・・・。

”マカロー博士は独自の視点から、パンデミックに対する驚くべき政策対応を観察し、記録しています。このパンデミック対策(政策)は、医学と公衆衛生の歴史上、最大の不正行為となる可能性があります”。

このことについて、次回はシェアさせていただきます。

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