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”オレが科学”のファウチ博士の宣誓証言:ビックテックとの情報検閲の共謀は記憶にない!?

”コロナ対策の顔”は、ビックテックとが共謀し、言語弾圧を行なったのか?

今回の裁判を3行で

米国大統領と米国コロナ対策の責任者でNIAID長官であるファウチ博士は今年5月、ビッグテックと結託し、新型コロナワクチンとコロナ対策に批判的なコンテンツを検閲した(憲法修正第一条の違反)として起訴されていました。

原告

  • ミズーリ州の司法長官、エリック・シュミット(次期上院議員)

  • ルイジアナ州のジェフ・ランドリー司法長官

  • アーロン・ケリタリー博士(Brownstoneシニア研究者、フェロー)他、科学者数名

  • NPO「新自由主義同盟」(新型コロナワクチンとコロナ対策を批判、8月に訴訟に加わる)

  • Gateway Punditの創設者で編集長のジム・ホフト

原告団の主張

  • ホワイトハウスと多くの政府機関が、グーグル、フェイスブック、ツイッターなどと非常に緊密に協力して、2年の大半の間、(コロナに関する)”物語”をコントロールしたことを裏付けるような、数100ページにも及ぶ多くの公的声明がある

  • ミズーリ州の司法長官、エリック・シュミット(次期上院議員)によると、ファウチ博士は:

    • 研究所流出説に一理あるとわかっていたが、自分に戻ってくることを恐れ(武漢研究所からの流出であれば、ファウチ博士も責任者の1人)、この説の信頼性を破壊。

    • ロックダウン政策を擁護するため、グレートバリントン宣言を「トップサイエンティストをゾッとさせる考えだ!と」頭ごなしに批判。
      (*グレートバリントン宣言は、スウェーデン方式の公衆衛生対策<ロックダウン政策を否定>を支持する提言で、5万人以上の科学者、医師らが署名しているもの)

    • 科学者以外の一般人は、自分達にとってのベストが何か自分達で判断する能力に欠けるとした

    • 連邦政府のコロナ対策に反対する意見は、ビッグテックによって検閲された

ファウチ博士の宣誓証言:

ほとんど知られていない宣誓内容

ファウチ博士の宣誓証言が行われたのは、11月23日。ファウチ博士をはじめとする本件で訴えられた政府関係者の宣誓証言は、政府側からの激しい抵抗を受け、何とか実現にこぎつけた・・・という感じでした。さらに、宣誓証言の内容については、世間からの嫌がらせを懸念した司法省がすべての録音と個人を特定できる情報の遮断を申請。この条件は認められてしまったことから、ファウチ博士の証言については、原告団が公開したものから辿るしかない状況です。今回は、原告のアーロン・ケリタリー博士が所属する機関、Brownstoneのサイトにアップされていたもの(”ファウチの7時間にわたる宣誓証言。これまでに判明したこと”、BROWNSTONE INSTITUTE、11月27日)を中心にまとめています。

そういうこともあり、大手メディアどころか、ジャーナリストっぽいことしている会社はほぼどこも今回の件を報じていません。
嫌がらせを懸念って、今からシェアさせていただくファウチ博士の証言内容が広く知られたら、デモどころか、暴動が起こったかもしれません。それほど、ひどいものでした。

年収6千万円越えのファウチ博士、深刻な記憶喪失で職務真っ当できず

まずはじめに、これからの記事を読む前に、ファウチ博士の給料について再確認しておきたいと思います。

「俺様への批判は科学への冒涜だ」と、自ら高らかに宣言できるほどの科学の権威である、ファウチ博士です。大統領よりも高給で、公務員として最高額の給与を受け取っています。2020年の収入は43万4312ドル(1ドル100円計算で43,400万円、1ドル140円計算で60,800万円)。40年間の素晴らしい功績があってか、退職時には年間35万ドル(約4,000万円)の年金を受け取る予定と言われています。ついでに、ファウチ博士の奥さんも、NIAIDで良いポジションについているようですし、彼の娘はつい最近までTwitter社で働いていたといいます。

ファウチさん家のお財布事情:大統領よりも高給、ウォールストリートもびっくりの投資家!?

アメリカのコロナ政策やアメリカの医療・製薬業界のコロナ対策は、控えめに言っても大失敗しました(*アメリカではコロナは終わっています)。亡くなる必要のなかった多くのアメリカ人の命を奪い、アメリカの経済を破壊し、人々を混乱と対立、貧困に陥れました。その責任は追及されるべきです。今回の裁判はその責任追求の1つとなりますが・・・。

アメリカの経済を破壊させといて、
自分はのうのう6千万円以上の給料を受け取っているだと!?

さらにこの裁判で、真摯な対応を取ったかといえば・・。いつもの嘘つきファウチ博士だったようで・・・。

SNSのプラットフォームの1つ、メタ(Facebookの親会社)との関係について尋ねられた際、6千万プレイヤーはなんと「メタを知らない」とおっしゃったとか。老いと共に記憶の保持が難しくなっていくことに対して、私は人を責めるつもりはありません。しかし、ファウチ博士がいくら高齢であると言っても、彼は公務員としては誰よりも高い6千万円という年収を受け取っているのです。彼が本当に”メタ”すら知らないというのであれば、6千万円も国民の税金を使って、彼の雇用を継続した人の責任追求を行うべきです。

「ファウチ博士は巧みな嘘つきである」というのは原告の1人、Gateway Punditの創設者で編集長のジム・ホフト。ファウチ博士がメタについて、もちろん知っているということは、7時間にわたる証言中に明らかにされてしまい、本人も認めたそうです。

ホフトによると、「何ヶ月もの間、彼の公的なコメントで見てきたように、彼は逃げ切れると思ったとき、あるいは意味のある結果が出ないと思ったときに嘘をつく」と言います。今回の宣誓証言でも、「事実を突きつけられない限り、そして突きつけられるまでは、彼は頻繁に嘘をついた」と言います。

ジム・ホフトがピックアップした、宣誓証言内でのファウチ博士の嘘

では、ファウチ博士がどんな嘘をついたのか、見てみましょう。

  • ラルフ・バリック博士(*新型コロナウイルスの製造者)やピーター・ダザック博士(*ファウチ博士のNIAID助成金を武漢の中国バイオラボに仲介した人物)のことを本当に知らなかったと主張。

    • ファウチ博士により「私のチームと全く関係ない」と主張されたダザック博士とバリック博士だが、チーフフタッフと彼との間のEメールという証拠提示により事実を認める。

  • 自分のコミュニケーションチームが”誤報と偽情報”を阻止するためにソーシャルメディア企業と連携していたかどうかについて、知らないと主張。

    • 証拠提示により、実際に連携の事例を知っていたことを認めざるを得なくなった。

  • 自然発生説という、今では否定されている主張を押し通しつづけていた。

    • (*感染症の第一人者であるクリスチャン・アンデルセン博士が「コロナウイルスが人工的に作られた可能性を示唆」したメールは、自然発生の否定に繋がるものでした。これに対する、ファウチ博士の返事は「カンファレンスコールで話そう」。その後、医学誌ランセットに26人の科学者たちが「研究所漏洩は科学的にありえない陰謀論」とする公開書簡が発表された際、なぜかアンデルセン博士もこのメンバーの中に入っていた)

  • 偽情報や誤報(自分が同意しない情報)は生命を危険にさらすと述べた。

    • (*ワクチンや新薬以外は、コロナ治療や予防に使わせないようにするため、現場の医師らが治療に使っていた既存薬は、その効果について啓発する投稿は、陰謀論としてSNS上でひどい検閲を受けた)

  • 「機能獲得」研究の定義について尋ねられた時、「定義するには広すぎる用語である」と発言し、これを拒否

    • (*議会証言では、ランド・ポール上院議員とこの定義をめぐって激しいバトルをしていたので、今更なぜ”定義できないほど広すぎる用語”になったのか?定義付けを行わないことで、人工ウイルスの発生の責任を回避したとみられている)

  • NIAIDとその60億ドルの予算管理をする”長”でありながら、直属の部下が自分の目と鼻の先で何をしているのか、何ら知らなかったと堂々と主張(*大統領よりも高いとされる給与返せよ)。

”*”は私の補足、コメントです。

白紙革命が起こった今だからこそ、改めて考えたい、ファウチ博士の中国賞賛

  • 原告のアーロン・ケリタリー博士(Brownstoneシニア研究者、フェロー)によると、ファウチ博士は:

    • 自分の部下であり、NAIAD副長官であったクリフォード・レーンを2020年2月に、WHOの中国への代表団の米国代表として派遣した。レーンはファウチを説得し、「我々は中国の封じ込めを見習うべきだ」と言った。(アーロン・ケリタリーの補足:中国共産党は、中国が徹底的な封鎖によってウイルスを封じ込めたと発表していたが、これは誤りと分かっている。中国の情報偽造のパターンを考えると、レーンとファウチはこの主張に対して懐疑的であるべきだった。ロックダウンはまったく未検証で前例のないものだった)。

    • 独裁者からの報告に頼った1人の男の観察に基づいて、ロックダウンの提唱をするつもりだったようだ。二重盲検無作為化試験レベルのエビデンスとは言えないし、実際、どんなレベルのエビデンスでもない。

  • Gateway Punditの創設者で編集長のジム・ホフトによると、2020年2月のNIHの中国への出張に関してのやりとりは以下の通り。

ジョン・ザウアー:
「中国出張から戻った後、レーン氏は中国が非常に体系的かつ組織的な方法でこれを管理していると言いましたね?」「レーン氏の帰国後、彼と出張の経験談を話したのですか?」
ファウチ博士:
「答えはそうです。レーン博士は、臨床公衆衛生の観点から、中国人が隔離、接触者のトレース、隔離施設の建設などをいかに処理しているかについて非常に感銘を受けたようです」。
ザウァー:
「つまり、彼は、発生を抑制するためには、彼の言葉で言えば、社会的距離を置くことを義務付ける極端な措置が必要かもしれないという結論を出したわけですね」。
ファウチ博士:
「彼は、武漢や他の場所での感染拡大を抑制するために、中国が非常に組織的な方法を持っていることを私に説明しました。彼は武漢に行く機会はありませんでしたが、北京や他の都市、少なくとも北京は訪問したはずで、非常に組織的で統制のとれた方法で発生に対処していたと話していました」。
ザウアー:
「それで、彼はそれに対してある種の好意的な反応を示したのです。米国がこの感染症に対応する上で、学ぶべき教訓があるのではないでしょうか」?
ファウチ博士 :
「レーン博士は、呼吸器系疾患が蔓延した場合、その急速な拡大を抑制するための非常に一般的で効果的な方法は、ソーシャルディスタンシングであるという結論に至ったのだと思います。レーン博士は非常に鋭い臨床医で、彼の状況判断が正確で正しかったと信じるに足る理由があります」。

ジム・ホフトによると、ファウチ博士は、アパートのドアを閉め切り、全体主義的な行動規制を行うような政策対応を、”ソーシャルディスタンシング”という”非常に組織的”かつ”よく統制された”実施方法としているとのこと。この非常に組織的でよく統制されたソーシャルディスタンシング政策により、先日のウルムチのマンション火災では犠牲者を出してしまったわけですが、この点についてもぜひファウチ博士にはご意見を伺ってみたいものです。そして、ファウチ博士のご自宅のドアも、開かないように外から封鎖したら良いのではないでしょうか。

ファウチ博士に学ぶ!6千万円プレイヤーになる方法

嘘、ごまかし、陥れ・・・等々、ファウチ博士の出世術についても、前出、ジム・ホフトが言及していました。彼はこうやって危機を回避し(?)、6千万円プレイヤーにまで上り詰めてきたのでしょう。

  • 自分が受け取る電子メールの量や自分の机の上にある問題や研究の量を言い訳に、何度も「思い出せない」「覚えていない」と主張。(*これは王道)

  • ファウチ流ごまかし術は、重要な時期に重要な記録を確認したり、重要な人物を知っていたり、一緒に働いていたことを認めざるを得なくなると・・・

    1. 当該コミュニケーションの重要性を軽視

    2. 重要な記録を確認したが、実際にはよく読んでいなかったことを示唆することによって、否定的事実を軽視

    3. 自分はX分野の専門家ではないので、問題となっている科学的研究を十分に理解していないと謙遜

    4. 当該個人を「知っている」が、仕事の一環として多くの医師や科学者と会っているので、実際にはそれほどよく知らないと主張したりする

  • ファウチ流・官僚サバイバル術:”部下をバスの下に投げ捨てる(トカゲの尻尾きり)”。成功した時だけ自分の手柄にし、負けた時は不運な部下になすりつける。ファウチは、犠牲になるべき部下がいる限り、説明責任を支持する。

賞賛記事で、宣誓証言の隠蔽を図る!?:ファウチ帝国のメディア

メディアが絶対に報じない、ファウチ博士の宣誓証言。

パンデミック開始直後、「アジアの医療を見下した政治家のおじさんが変なことを言っているなぁ〜」と、思いつつも、この人がアメリカのコロナ対策のリーダーということで、話を聞いていたところ、実はこの人がアメリカでは”科学の権威”として崇められていると知り、密かにパニックを起こしました。ファウチ博士の話は、明らかに嘘をついていると思われるにも関わらず、アメリカ、いや、世界の多くの科学者が有難そうに聞いていたのです。「頭がおかしいのは私の方かな?」とグルグルしていました。

ファウチ博士の嘘や、インチキ具合については、トピックス一覧から<ファウチ博士研究>シリーズをご覧ください

そんなファウチ博士がとうとう法廷に呼ばれ、宣誓証言を行いました。宣誓証言の内容については、世間からの嫌がらせを恐れた司法省がすべての録音と個人を特定できる情報の遮断を申請し、この条件は認められてしまったことから、公開されていません。そのこともあり、大手メディアが取り上げていません。

まあ、公開OKとなっても、絶対に報じないと思いますが。実際、宣誓証言後の先週は、ファウチ博士の引退前最後のホワイトハウスでの記者会見を行い、この記者会見の模様か、50年以上公務員であったことによる”功績”についての動画が目につきます。2022年11月28日午前10時のYouTubeで上位検索に上がってきたものは下記の通りです。

これはもう記者会見を行うこと+メディアの報道により、ファウチ博士の功績っぽいものに全力で光を当てることで、宣誓証言の内容、可能であれば、宣誓証言を行ったこと自体を無かったことにしたいのかなと思います。

宣誓証言では、重要なコロナ政策を決定するような重要場面にも関わらず、何も記憶に残っていないを連呼し、責任回避に努めたばかりのファウチ博士が、涼しい顔して未だワクチンを勧めてみたり・・・と。気持ち悪さしかない。

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