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25歳の変化

25歳を境にいろいろと自分に変化があった。一番大きな変化は、納豆が食べられるようになったことだ。25歳以前は、納豆の全てが苦手だった。臭いも味も、ネバネバしすぎて食べづらいところも。小学校の給食で、月に3回も納豆の日があったときは憂鬱でしょうがなかった。そこまで納豆が嫌なら食べなければいいのにと思うのだが、日本人が誇る「もったいない精神」を保有してる私は、牛乳で流し込み、涙目になりながら残さず食べていた。修行である。

25歳のとある日。突然、「今日はなんだか納豆を食べられる気がする!」と思って、スーパーでひきわり納豆を買って食べた。普通においしいと感じた。私の身に何が起こったんだろう。不思議でならない。ポケモンのようにレベルアップして、「納豆を食べる」を覚えた気分だ。

20歳のときにも、似たようなことがあった。当時の私はカフェラテは好きだが、ブラックコーヒーは苦すぎてそこまで好きではなかった。しかし、20歳のとある日、ブラックコーヒーに挑戦した。とても美味しく感じた。大人になった、と思った。





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