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【自然栽培で家庭菜園】蕎麦アレロパシー

前回の笹取りから、はや2か月弱。
桜もようやく咲いて、世の中はすっかり春モード。

私と言えば、ブログは書いていませんでしたが、
コツコツと畑作業しておりました。

まずは、笹取りが終わった畑。
これからどうするか考えた結果、
今年は土づくりをメインにすることとし、
笹が植わっていた場所には
蕎麦を播いてみることにしました。

蕎麦を播いてみたのは、蕎麦のアレロパシーによって、
笹の侵入を防ぐため。
アレロパシーとは、ある植物の出す物質で、他の植物や微生物などの生育を阻害したり、促進したりすること。
特に野菜作りでは、阻害物質として使われることが多いように思います。

もちろん蕎麦以外でも、アレロパシーの強い野菜はあり、私の中ではエゴマが強く印象に残っています。
当時、私はアレロパシーについてよく知らなかったため、茄子のそばにエゴマを植えて、育てていました。
今思うと、あまり茄子の実成りもよくなかったのですが、
一番驚いたのが、季節が終わり、茄子を抜いた時(当時は自然栽培ではなかったので、野菜を抜いていました。。。)

茄子の根っこはエゴマのほうにはほとんど伸びず、反対側に植えた落花生のほうに根が張っていたのです。
土の中での激しい攻防戦!
野菜は一回植えたら、自分では移動できない生き物。
さぞや、茄子にとってつらい夏だったことでしょう。
これがアレロパシーか、可哀そうなことをしてしまった・・・と反省しました。

で、今回は敢えての蕎麦です。
あの笹を遠ざけてくれるなんて、なんと頼もしい!
ただ、蕎麦のアレロパシーは非常に強く、蕎麦の後には普通の野菜は育たないそうです。
蕎麦の後には大豆、そしてそのあと麦、と通常の畑に戻すまでに約1年近くかかるとのこと。
また、蕎麦は笹除けのために植えるので、実をつけさせることなく刈り取るため、蕎麦を食べることはできません。

笹もだいぶ取り除いたし、そこまでやらなくてもいいか、
とも思いましたが、大豆の根粒菌も補えるし、こんな実験はなかなかできない♪と試しにやってみることにしました。

これで来年の春に、ぴょんぴょん笹が生えてきたら
どうしようかとも思いますが💦
これも家庭菜園だからできる実験ですよね!乞うご期待~♪

3月14日種まきのあと。タイトル画像が現在の状況

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