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足助のおばさんと教育 48

OXFORDの教材

塾で教えているSちゃん(小学生です)が「うち、英語が勉強したい」と言うので、教室長先生に図ったさい、「たしかオックスフォードから、子ども用英語教材が出てるんですよね」と言ってしまった後で、念のためPCで検索してみました。そうしたらもう、ものすごい種類の教材が出ていて、しかも会員登録をすると無料でデモ教材を送ってくれるというので、申し込んでみました。
Sちゃんについては、保護者の方から「塾で教えてもらわなくてもよい」ということで、Sちゃんの望みはかなえさせてあげられなかったんですが、昨日あっと驚くほどの教材が家に届いてました。よく見ると発送元は東京なんですが、宛名がローマ字で書いてあって、おばあさんはそれが私宛てだということがわからなかったそうです。戦前の人なので。
私がECCジュニアを始める以前に、新婦人の子ども英語小組をしていた時、主に使っていたのが「OXFORD JUNIOR」というワークブックでした。その他にも結構一生懸命教材探しをしたんですが、当時はまだPCという利器がなく、名古屋の丸善まで出かけましたが、めぼしいものはありませんでした。と言うわけで、ECCジュニアを始めた理由の一つが「適当な教材がない」と言うことだったんですが、あれから幾星霜、語学教育の環境も大きく変わりました。おそらく今後10年以内には小学校での英語教育が必修化するでしょう。と言うことは、塾にとっても小学生英語は大きなマーケット開発になると思います。ただ、私は塾の中枢にいるわけではないので、塾の方針はそれなりの皆さんでお決めになる事です。
しかし、昨日届いた教材に目を通しているうちに、「ああ、私はやっぱり英語を教えたいんだ」と、自らの認識を深めてしまいました。これだけの教材がそろっていたら、もう1度英語で勝負できるかも知れない、と。
それとは別に、今度新しく入塾したAちゃんと言う聴力に障害のある子がいて、国語を教えています。それはそれでやりがいのある仕事だと思っていますので、結局今働いている塾は、私にとって、非常に適当だったのだな、と言うことですね。(2009年3月9日 記)

(元ブログ OXFORDの教材: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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