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足助のおばさん 田舎暮らし 70

出張販売の洋服屋うめもとさんです。婦人服、子ども服をメインに、安いスェットの上下など紳士物も若干あります。
子どもが小さかった頃は、ジャスコなど大規模店ではサイズ表示を確かめるのが結構面倒で、もっぱらうめもとさんを利用してました。「140センチの女子パジャマ」と注文すると、該当する商品を二三点選んでくれましたので。
このように、買いたい物がある時には便利なうめもとさんですが、1度のぞくと手ぶらでは帰れないのもうめもとさんです。おばあさんなど恰好のカモでして、すでに持っているのとよく似たジャケットを何度も買わされてしまったりするのです。
私自身の服でも、うめもとさんにはお世話になっています。今来ている服もほとんどがうめもとさんで買ったものです。10年くらい前に急激に体形がおばさんになってしまって、ジャスコの既製服が着られなくなってしまいました。そこでうめもとさんのお兄さんに相談して、ウェストが目立たないようなコーディネートを選んでもらいました。ただし、こういう特殊な服になるとブティック並みのお値段になってしまって、多少懐が心もとないです。
昨年、国道にトンネルが貫通して、足助の市街を通らないで買い物ができてしまうようになり、うめもとさんを訪ねる回数も減ってきてました。しかし、バイトを始めるためにスーツを買う必要ができて、久しぶりにうめもとさんを訪ねると、期待に違わずジャストなサイズのスーツをゲットすることができ、今日にいたってます。
そのスーツですが、週2回とは言え、もう4か月クリーニングすることなく着ているので、そろそろ洗い替え用のスーツが欲しくなりました。それに見合うだけのバイト料を稼いでいるわけではないのですが、夫が銀婚の記念に1着買ってあげると言ってくれましたので、甘えることにしました。
で、うめもとさんのケータイにかくかくしかじかと電話したところ、次に問屋へ行ったら、適当なものを探してくれると言ってくれました。お抱えのスタイリストがいるようなものです。ちょっとうらやましくないですか?(2009年1月27日 記)

(元ブログ うめもと: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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