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足助のおばさん in China 11

「上田真而子」と書いて「うえだまにこ」さんとお読みいたします。今回中国へご一緒した方です。
このブログでは、極力個人名を出さずに話を続けてきましたが、藍先生が「まにこさんて、ドイツ文学の翻訳やってる方よ」とおっしゃいますので、今、思いついてネットで検索をかけてみました。するとなんとあの「ジムボタン」の訳者でいらっしゃいました。
私は、中高生のころ、ずっと児童文学が好きで、あんまり世間に知られていないような作品をカンだけで探し当てて読んでいましたが、ジムボタンはその頃のヒット作でした。確か、テレビアニメにもなったはずです。「ジムボタンは君だ!」というタイトルソングの一部に記憶があります。
今回大病をおして中国行きをされたのには、よほど気力が充実しておいでだとは思っていましたが、そんな人気作品の訳者とはつゆ知らず、生意気なことを多々言ってしまいました。うっ、赤面・・・。
というわけで、豊田市図書館に検索を入れたところ、80点の作品がヒットして、1番新しい昨年翻訳されたものを予約いたしました。昨年て、真而子さん、80歳を超えてご活躍です。是非あやかりたいものです。
で、北京の3日目は、北京博物館を中心に観光とお土産を買う普通の旅行でした。普通と言っても、かなりディープなゾーンへ連れて行っていただいて、古書と骨董が買いたいという参加者の要求で案内されたのは書店や文房具店などの並ぶ地域でした。そこで私は銀の硯という妙なものを買ってきました。連句を続ける以上、書もいずれにはたしなまねばならぬという決意のようなものです。あとで。西安では篆刻もしてもらうのですが、これは家族には内緒にしてあります。(2012年9月17日 記)

(元ブログ 上田真而子さん: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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