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足助のおばさんと教育 51

Jブンガク

この春、NHKの語学講座が大きくリニューアルされました。昨年の秋から韓国語の独習を始めたので、ハングル講座を始めてみようかな、と思って、書店でガイドブックを手に入れました。
NHKのラジオ講座は中学生になった時に「基礎英語」を聞いて以来、ずいぶんいろんな講座を試してみました。付属教材として、カセットテープが発売されるようになりましたが、少々お高くて、また、時間きっちりに講座を聞くというのが私の学習スタイルでしたので、買ったことがないわけでもないですが、やはり、時間になったらラジオを聞く、ということを優先しました。
ちょうど娘を身ごもって、仕事も辞めてほんっとうにすることがなくなった春、「上級基礎英語」という講座が始まりました。見つけたのは本当に偶然でしたが、これが私の英語力にかなり好影響をもたらしてくれました。今では語学学習者の常識になってる(と思う)「シャドーイング」という学習術を初めて知ったのです。それまでは「リッスン&リピ-ト」というやり方で発音の学習をしていたんですが、「シャドーイング」というのは、テキストを見ないで、耳から聞こえてくるフレーズを即座に口にする、というやり方です。聞こえてくる音声にかぶせて発音するわけです。
この「上級基礎英語」は娘の誕生とともに聞かなくなってしまいましたが、この春、また新しく魅力的な講座がスタートしました。タイトルにある「Jブンガク」です。これはテレビで、しかも1回5分のミニサイズですので、もし時間が合うわ、と言われる方はぜひ見てください。私はちょっと見られませんので(早朝と深夜にしか放送がない)、テキストを買って読んでるだけですが、日本人が知らないような明治文学から、山田詠美まで、英語にされた文章を幅広く紹介しています。また、番組の進行役が依布サラサというのも、知ってる方には魅力的だと思います。
肝心の韓国語は、やはり今まで通りマイペースで続けることにして、少し日本文学を復習してみようかな、と思ってます。(2009年4月12日 記)

(元ブログ Jブンガク: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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