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足助のおばさんと介護 13

先日、おばあさんの実家でお葬式があったことを書きましたが、このあたりでは葬儀の当日に初七日のお経も終わらせてしまいます。その代わり、「七日のお経」と言って、葬儀から四十九日まで、濃い身内だけで七日ごとにお経をあげます。こっちのほうがうんと大変です。大勢の儀式なら斎場任せに出来ますが、10人前後で行う七日経は、自宅で取り仕切るのが決まりです。今のところ。
で、昨日の日曜が1回目の七日経でした。そして来週もその次の週も。
平日は、夫が9時頃帰宅して、一人で電子レンジでおかずを温めて食べているので、週末くらいはみんなで鍋物を(作る手間が要らないし)と思ってたんですが、四十九日が終わるまではそれもおあずけです。土曜日は、夫の空手の練習があって、平日よりいくらか早いだけですし。
鍋物は、外食の習慣のない我が家には、主婦がらくちんなメニューの一つだったんですが、四十九日が終わるまで、このらくちんメニューは封印されてしまいました。他にもらくちんメニューはいくつか持ってるんですが、おじいさんが肉を食べなくなったり、手巻き寿司が巻けなくなったり、どんどん封印が増えてます。
まあ、いずれ我が家で葬儀を迎えたときには、夫と相談してもっと楽なやり方をさがそうと思ってはいますが、声に出して相談できないところがこの手の話題の難しいところですね。(2008年2月25日 記)

(元ブログ 七日のお経: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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