足助のおばさんと介護 38
今日は、おばあさんを娘(夫の姉妹)たちが近くの温泉へ1泊で連れ出してくれて、記憶している限りでは、初めて親子4人で夜を過ごします。夫の姉妹はそれぞれ家のある家へ嫁いでいるので、おばあさん(おじいさんも)は気軽に娘の家へ遊びに行くこともできず、ましてや泊ってくることなど1度もありませんでした。また、旅行に出かけるのも、いわゆる「農協ツアー」とか、退職した職場の仲間とかで、二人揃って家を空けたことがありませんでした。その代り、子どもが高校生の頃までは必ず年に1度の親子(私たちと子どもたち)旅行に出かけたものです。
でも、私が本当に望んでいたのは、「おじいさんもおばあさんもいない我が家」でした。それが今日実現したのです。妹たちには、何でもっと早く(おじいさんが生きているうちに)連れ出してくれなかったかと、愚痴の一つも言いたいですね。
ところが、今週末に限って私も夫も大忙しです。赤旗の配達があるのはいつものことですが、今日の午前、私は「救命救急講習会」という大変ハードな講習会に行って来ました。AEDという心臓に電気ショックを与える器具の使い方を習ったんですが、その前に人工呼吸と心臓マッサージのやり方を習い、最終的には一人ずつ技術検定をやらされて、無事合格して帰って来ないで、そのまま高橋ジャスコへ車を走らせました。今日20日はジャスコのお客様感謝デーなので、少し入用なものがあったんです。
案の定大混雑のなか買い物を済ませて2時半に帰宅すると、息子の車がありませんでした。おそらくいつものゲーセンでしょう。もういちいち小言を言うこともないです。台所はインスタントラーメンを食べてきちんと片づけてありました。おそらく娘がやってくれたんだと思います。おばあさんは11時頃出かけたはずですので。
洗濯物は干したままでした。私が家にいても取り込むのはだいたいこの時間なので、これは私がやりました。夫は布団を敷いて寝ていましたので、音を出さないようにラジオじゃなくiPodでメンソを聞きながらアイロンもかけました。しかし、夫は間もなく起きてきて、赤旗の配達に行くと言いましたが、今日は私も朝から忙しかったので、ついていくことをよしてこうしてPCの前にいるわけです。
さあ、ここまで読んで、現在我が家に誰がいるかわかりますか。私は2階の自室でこうしてブログを書き、娘は階下の「教室」でやはりPCで遊んでいます。夫と息子は留守です。ああ、これが夢に見た水入らず!
晩ご飯はジャスコでローストビーフの出来上がったものを買ってきましたので、息子が帰ってきたらテーブルに出すだけです。夫は空手の稽古がありますので、後から一人で食べます。まあ、これが毎日じゃあ、やっぱりよくないかもしれません。(2009年6月20日 記)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?