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足助のおばさんと教育 14

男の子は育てにくいか

私には、息子と娘が一人ずついます。娘には「私のことは書かないで」と厳しく言われていますので、触れませんが、いわゆる「一姫二太郎」です。
息子は、3才で字が読めるようになり、小学校入学時にはかなりの数の漢字が読めたので、「先生」と言うニックネームを頂戴しました。私も、自分の世界に浸っている分にはわが子ながら天才的だと思ったものです。
ですが、中学生になって、他の生徒もそこそこ知識を身につけてくると、運動の苦手な息子は格好のいじめの対象になりました。と言っても、マスコミで報道されるような大げさなものではありませんが。しかし、本人の苦痛は相当なもので、毎晩のように夫と頭を突き合わせて、対策を考えました。幸い夫が子育てに熱心だったので、学校や担任との折衝は夫が自ら出向いてくれました。
傍でみていると、「過保護なうちだなあ」と思われると思います。でも、私にとっても夫の存在はありがたかったです。
まあ、そんなこんなで同級生とは離れて名古屋の高校へ進学したのですが、そこでもまた同じ目にあいました。今、大学生になってようやく友達らしい友達を得たところです。
私も教育学を修めたものとして、息子の発達には「自分壊し」が、欠けていたな、と、客観的な見方もできるのですが、当の保護者になった時にはそんな悠長なことは言ってられませんでした。
この夏息子は自分で計画を立てて西日本方面を旅する予定です。私が選挙明けの欝で、家事に不都合があったりすると、頼めば何とかしてくれる頼もしい存在になりました。受験を乗り越えたことが、息子を成長させたな、と私は思っています。
受験戦争と、昔も今も言われますが、何かを乗り越えることによって人が成長していくのなら、何がしかのイニシエーションは必要だと思ってます。(ただし、徴兵はごめんですよ!)(2007年8月5日 記)

息子の事故

早速のカキコがこんな話題で申し訳ありませんが、昨日、私がほんわかムードに包まれていた時、息子がグリーンロードという有料道路の手前数キロというところで、車を当て逃げ(こすり逃げ?)されてしまいました。5時半ごろです。息子は免許をとってやっと半年という初心者、ですが通学にはこのグリーロードを通らなければならないので、毎日「気をつけてね」と言って送り出していたものの、実際にこんなに早く事故に会うとは思ってませんでした。
事故の詳細は省略しますが、昨日は折悪しく、車を買ったディーラーも定休日、夫は夫で東京出張、息子はとにかくウチに帰りたい様子。車が動けないほどの傷ではないらしいので、私もとにかく車の傷を見てから対応を考えようと「気をつけて帰っておいで」と、帰宅させました。
結果から言うと、さほどの傷ではなかったのですが、面積が広く、保険を使わねば修理は無理、→事故証明、→警察へ行く、と考えて、事故現場を所轄する愛知警察に電話を入れさせました。もちろん、息子にかけさせました。そうしたら、所轄署で申請しなくても、明日(つまり今日)近くの交番で、手続きをするように言われたようです。
ところが、動転していたんでしょうね、今朝出かける時に免許証等入れたカード入れを忘れたと言って大学から戻ってきました。学生証がないと駐車場に入れないんです。大人でもめげますよね。
おばあさんはそれを聞いて「きゃぁらしい」(三河弁)と言ってましたが、まあ、人生駆け出しだし、こんなことも積み重なって大人になっていくのだろう、と思ってます。(2007年11月27日 記)

(元ブログ 男の子は育てにくいか: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)息子の事故: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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