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前田のクラッカーって本当にあるのか。

映画「ゴジラ -1.0」を見た。

ゴジラの小さくて真ん丸な目と、ねこ背のフォルムがたいへん愛らしかった。

舞台は戦後まもない東京。元軍人たちが知識と経験を生かして怪獣退治に発起するわけだが、そのなかに、いわゆる江戸っ子気質でべらんめえ口調の快活漢がいる。

そのキャラクターが、恐れ入ったという感情を口にする際、「おそれイリヤのキシモジン」と言った。こういうこと言う人が友だちや上司にいたら僕はすごく嫌だが、映画やドラマの登場人物として出てくるぶんには、大好きだ。周りの人たちはかわいそうだなと思いながら、くすくす笑ってしまう。

ところで、鬼子母神といえば雑司ヶ谷だが、入谷にもあるのだろうか。気になって検索してみたら、あった。多くの人が鬼子母神と言われて思い浮かべるのは雑司ヶ谷のほうだけれど入谷にもあるからこそ生まれた江戸っ子ジョークなのだろう。掘り下げたところでくだらない。

それとは別に、鬼子母神は神道ではなく仏教の神様で、鬼子母神堂はお寺にあるのだということも知る。仏教でもカミサマって呼び名使っていいの? 神仏習合むずかしい。まあきっと、カレーライスやナポリタンや渋谷ハロウィーンみたいなノリなんだろうな。

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