トキソプラズマ治療②

白血病患者のブログを読んでいると、どうやら病院によって不測の事態が発生したときの対応の速さが全く異なるようです。またそれは地方の病院か都会の病院か、もしくは治療実績の差などが影響しているように思います。

僕は諸事情により3つの病院にお世話になっているのですが、3病院の僕なりの評価は下のとおりです。

1つ目:◎
2つ目:△
3つ目:○

1つ目の病院は血液疾患の分野において実績がある割と都会よりの病院で、僕が肺炎を経験した際、当日にCT、抗生剤の投与を開始してくれたり、ゆくゆくは移植という選択肢もあっため寛解導入療法の時点からドナー探しや家族のHLA検査を行ってくれました。

2つ目の病院は地元の大学病院なのですが、脳腫瘍が見つかったときには、予約の関係上来週の火曜にMRIとります、とか、来週骨髄検査します、とか、とにっかく待ち時間が多い印象でした。

3つ目の今お世話になっている病院では、朝腰が痛いとなったらその日に整形外科の予約を取ってくれたり、当日出た検査結果は夕方でも教えに来てくれたりしています。

おそらく動きが遅いといわれる大学病院において、どの病院の先生もなるべく早く対応してくれているようですが、ここまで差が出るのはもう病院の体制や風土によるものなのかなという気がしています。

ある方のブログで自分と同じような症状が出た際、僕のいた2つ目の病院では2週間ほどかかった検査が、その方は2日で終わらせており衝撃を覚えました。

急性白血病は1、2ヶ月といった短いスパンでも病態が急速に悪化、再発する病気なので、病院には迅速な対応が求められています。
ここまで病院によって対応の差があるのでは、病院によって治癒率も大きく差があるのではないかと思いました。

今ぼくは2ヶ月以上治療がストップしており再発の可能性が大いにあります(ちなみに2ヶ月以上治療が中断してる人まじで見たことない)。
今いる病院では感染症科の先生に見てもらいながら、血液内科の先生ともやり取りをしてもらって、なるべく早く治療が再開できるよう対応をしてもらっているのですが、少なくともあと4週間はトキソプラズマの治療を優先したいとのことで、気が気じゃありません。
前の病院でもっと早く対応してくれていれば今こんな状況になっていないのになと過去のことを引きずっちゃってます。
なんかいい方法ないかなー、と一日中考えてしまう今日このごろです。

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