投資家みたいに生きろ/藤野 英人

ひふみ投信の藤野氏による投資思考の指南書。
投資に対する偏見を払拭するための入門書として最適。
専門的な言葉は使わず、端的で判りやすく、腑に落ちる言葉が多い。
習慣の改善、思考の柔軟性、アウトプットこそが日常の投資。
運や謙虚さを大切にしているなど、気づきも多かった。

◎MEMO
リスクがゼロになるのを待つのではなく、リスクを下げる努力をしつつ、よきタイミングで挑戦をする。
根本的に投資家は「淡々とやる」ことが大事。
ムダを削る一方で、少しでも成長を期待できるものには長期的に時間をかける。
最終的には運が支配していることを理解しつつ、淡々と運用をし続ける。
目に見えるものばかり追い求めると、人生は空虚なものになる。
惰性の習慣に打ち勝つことこそが「投資家みたいに生きる」ということ。
三日坊主上等(脱サンクコスト)、プロセスを楽しむ(手段を目的に)。
アウトプットをセットにすることで、あらゆる行為は「投資」に変わる。
「これって投資?それとも浪費?」を自問自答する。

2021.12.24


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