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そういう暮らし方もあるな

気が付くと夜だ。振り返るほどのことは、なにもしていない気がするが、それでも日記帳を開くと、それなりに書くことが出てくるから不思議だ。万年筆のぬらぬらしたインクの線が、そうさせるのかもしれない。

もっと早く寝たらいいのだが、翌朝用のコーヒーを淹れて冷やしたり、植物の世話をしたり、食べた食器をきれいにしたり、猫たちの様子をチェックしたり、ごみをまとめたり、新しいキーボードに慣れるためのタイピングを練習したり、そうやっているうちに23時をすぎている。

今週末から子供たちの夏休みもはじまるから、どう過ごすかも考えなくてはならない。どうしようかな、と言ったっきり、考えるのは後回し。

Amazonのセールをやっていた。見ていると欲しいものが出てくるが、切りがないので、定期で買っているものだけ買い増して終了。

たいていの物は、欲しくてあれこれ調べているときが一番楽しくて、実際に手にしてみるとすぐにありがたみが薄れてしまうものだ。嬉しさも憧れも逓減して、そのうち平均にもどる(悲しさもそう)。

倉庫のカギをなくしてしまって、合鍵をつくった。家族経営の「町の鍵屋さん」。丁寧な仕事っぷりでよかったし、みんなゆったりして、親切そうな感じがした。地域のお客を大事にしているのだろう。幸福そうな雰囲気。そういう暮らし方もあるなと、あれからチラチラ思い返している。


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