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長野に来てくれてありがとう~推しは推せるときに推せ~

川田拳登くん
長野に来てくれてありがとう💐


AC長野パルセイロから契約満了が発表され
約1ヶ月。

12/26、関東1部リーグ所属、VONDS市原への加入が発表されました。

長野に来てくれた感謝の想いを伝えるとともに、多くの人が拳登くんのことを知るキッカケとなる。

そんな記事になればなと思います。

・いつから好きだっけ

長野に加入が発表された2020シーズン。

当時、CBの遠藤元一選手(現・FC岐阜)を応援していました。

そんな私にとって、攻撃的SBの加入はワクワクしました。

DAZNで試合を見ているうちに、ドリブルでサイドを切り裂く姿。

そして前への推進力に惚れました。


攻撃時には自分で駆け上がってチャンスメイク。

守備時には献身的に体を張って相手を止める。

そんな姿が印象的でした。

この選手、プレースタイルが好きすぎる。
全力で応援したい!!

そう思ったのが最初でした。

・突然のレンタルバック


実は、拳登くんが長野から移籍するのは、今回が初めてではありません。


2020シーズン、大宮アルディージャから育成型期限付き移籍で長野に加入していました。


同年11月、大宮で怪我人が続出したため、川田拳登選手はレンタルバックで大宮に移籍してしまいました。


シーズン終了1ヶ月前に大宮へ戻ったものの契約満了。


そして2021シーズン、再び長野への完全移籍が発表されました。




長野に加入してから幾多の怪我に悩まされ、思うように出場機会を掴めなかった時期もありました。

しかし、大事な時には戻ってくる。

それが拳登くんでした。

・J1川崎Fとの天皇杯


2021シーズン、天皇杯2回戦。


1回戦の新潟医療福祉大学に勝利し、2回戦への切符を掴んでいたパルセイロ。


2回戦の相手は昨季王者、川崎フロンターレでした。

神奈川在住、川崎と長野の兼任サポをしている私的、激アツカード


地元の長野と応援している川崎の試合が見られるなんて……。


何度夢見たことか。


対戦が決まった日からずっと胸を高鳴らせ、対戦の日を待ちわびていました。

●天皇杯直前の6月5日


アウェイ今治戦でちょうど怪我から復帰をした拳登くん。


結果はスコアレスドローに終わったものの、何度もミドルシュートやクロスでチャンスメイクをしていました。


これはもしかしたら天皇杯に出場出来るんじゃないか!?


そう思える活躍っぷりでした。

●6月8日(水)

いよいよ決戦前日

パルセイロの各SNSで翌日、川崎戦の告知がされていました。


拳登くんの画像が使われている!?


基本的に、一節前の活躍選手や次節の注目選手が1人ピックアップされて写真が使われている、そのHPに拳登くんの画像が。


これはスタメン濃厚??

楽しみすぎる。




そして天皇杯当日

周囲から「どっちのチームを応援するの?」と言われ続けましたが、アウェイゴール裏を選択しました。


地元のAC長野パルセイロが、大好きなここ等々力陸上競技場の地で試合をする日が来るなんて。

この上ない幸せでした。



スタメン発表。


拳登くんはスタメンでした。


おかえり拳登くん!


ここ数年で1番嬉しい瞬間でした。



試合は藤山智史選手(現・秋田)のゴールで長野が先制。



川崎相手に長野が先制??????


涙が溢れました。


信じられません。

え、先制した???



長野のゴール裏はみんな泣いていました。

本当に言ってる??夢じゃないよね??

夢なのか何度も疑いました。



しかし、そう簡単には勝たせてくれない川崎。


後半アディショナルタイム1分。


橘田健人選手の同点弾で延長戦に突入しました。

そのまま決着つかずPK戦へ。


最終的にPK戦で敗れてしまいましたが、今までで1番拳登くんが楽しそうにプレーをしていた瞬間でした。



試合後、メインスタンドの前を通ってピッチを後にする長野の戦士たち。


川崎サポーターから盛大な拍手が送られました。

あの景色は忘れない。

そう拳登くんもおっしゃっていました。


試合後、川崎サポの友達に会いました。

「長野の選手たちの想いが伝わってくるプレーが良かったよ」

「右サイド崩してたの、のんちゃんの推しの川田選手だよね?あの選手まじで上手かった。」


そう言ってもらい、ニヤけが止まりませんでした。



・信州ダービー


今季のJ3といったら信州ダービー


天皇杯県予選とリーグ戦の計3回松本山雅FCと対戦。

J3の舞台で1万人以上を動員する大盛況となりました。


前日の10/29(土)

神奈川在住の私は等々力陸上競技場で川崎フロンターレのホーム最終節を見届け、新幹線で長野に帰省しました。



連日のJリーグ観戦に準備時間もあまり確保出来ずユニフォームとタオルのみ、という超最小限装備で長野へ戻りました。



●10/30(日)

2022シーズン最後の信州ダービー
川田拳登選手はベンチ入りしました。


「なんでゲーフラ持ってこなかったの!」
「ネームタオルすら持ってきてないじゃん!」


最小限装備でアルウィンへ向かったため、いわゆる個サポグッズを何も持っていませんでした。

今季イチやらかした。

しょうがない、信州ダービーを全力で楽しもう。

そして、後半開始から川田拳登選手が投入されました。


6/12愛媛戦以来、約20試合ぶり


私個人としても今季、初めて生でプレーを見ることが出来ました。


拳登くんのサイドを駆け上がる姿は、変わらずワクワクするものでした。

来季、いなくなるなんてないよね。
29番のユニフォームを着て後押しができて幸せ。
来年も拳登くんを全力で応援したい。

試合に勝つことが出来ず、心の底から悔しかったです。


その反面、個人的には拳登くんのプレーを見ることができ、幸せな思いが残っていました。


・推しは推せる時に推せ!


契約満了が発表された11/17。

どうしてあの時信州ダービーに最低限の荷物でいったんだろう。
なぜゲーフラを持っていかなかったんだろう。

本当に後悔しています。

後悔している反面、拳登くんが出られた信州ダービーや天皇杯川崎戦など大事な試合では現地に行けました。

行けばよかった、と後悔する試合はありません。

推しは推せる時に推せ!

本当にこの言葉を身をもって体験しました。


・印象的な姿


プレーから好きになったとはいえ、拳登くんのピッチ外での活躍も好きなところでした。

チームメイトのゴールに自分の事のように大喜びする姿。
ゴール裏に聞こえる声量で周りを鼓舞する姿。

どれも仲間想いな性格ゆえの行動だと思います。

・サポーターとの交流


拳登くんといえば、インスタライブです。


コロナ禍でサポーターと全くと言っていいほど交流ができない中、拳登くんはサポーターと交流するInstagramアカウントを開設しました。



2ヶ月に1回ほど実施されるインスタライブ。
サポーターへのプレゼント企画。


どれも行動力がないと出来ないものでした。

拳登くん自らサポーターにサインを貰いたい選手を聞き、自分でサインを集める。

住所を書いたり包装さえも自分でやっていました。


サイン抽選会も自分で紙でクジを作り、楽しそうに抽選していました。

普通に考えたら面倒な作業だろうし、それすらも楽しんでやっていた拳登くん。

本当に感謝の思いしかありません。

・サポーターからのアルバム


拳登くんに感謝しているのは私だけじゃないはずです。
私一人からではなく、多くのサポーターの方の想いを届けたい!

そう感じ、アルバム作成を決意しました。

メッセージカード募集の旨をTwitterで告知し、代筆や最終節で集め、アルバムにしました。


約20名以上のご協力で完成したアルバム



シーズン終了後、最後の最後にファン感がありました。



サイン会で拳登くんに直接アルバム&メッセージを渡すことが出来ました。

「えー!色んなサポーターの人が書いてくれたの?これは嬉しいわ。ありがとう。」


そう言って快く受け取ってくれました。


(睡眠時間を削って作った甲斐があったな……)

・さいごに


出会えてよかった。

この選手を好きになって良かった、そう思える出会いでした。


長野に来てくれてありがとう。



VONDS市原でも拳登くんらしくがんばれ!
応援に行くからね。

Forza KAWATA!!


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