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12/5の週に気になった未訳ジャーナリングRPG/ソロRPG/TRPG/LARP

今週もやってまいりました。毎週月曜日にウェブ検索やらTLを眺めて、メモっておこうと思ったのをまとめております。これらの気になった作品群は、多分だけど日本語化されていないものです。あしからず。

■LARPとして話題になったことをてきとーに

日本でもAI画像ジェネレーターを利用したジャーナリングRPGがリリースされたが、こちらは多分LAOG(ライブ・アクション・オンライン・ゲーム)サービスなんじゃないかとブロガーが戸惑いながらも紹介記事を書いている(彼の中ではDiscordゲームという表現で落ち着いたらしい)。ゲームのタイトルは「Bureau of Multiversal Arbitration」。Discordで遊ぶ事が前提のこのゲームでのあなた達は、様々な次元に繋がる『冷蔵庫』に閉じ込められてしまった。その犯人が提示した「こんなデザートが食べたい」というプロンプトをAI画像ジェネレーターに通して、一番適切そうな画像を探し出せた奴しか出さないぞ!!っていう概要らしい(w
これ、出られないと自分たちが食材にされてしまうのでは???

製品化するまでにはまだ問題が多いらしく、1ヶ月稼働させた段階で一旦終了するらしい。コストと精神的安全性とメカニズム? 戻ってくることを期待しておこう。

ここ数年、イタリアLARPのイベントやゲームについてよく記事を見かける様になった。今回はLARPフレンドリーな初の自治体が「体験型観光プロジェクト」としてハロウィンイベントと合わせて開催した。公共の場所を刺激的でエキサイティングなセットに変え、地域のツアー オペレーター、工芸品、商業活動を直接巻き込む観光ツアーとして、自治体全域の名所や街を移動しながらキャラクターになりきって謎解きをするらしい。このイベントを機にLARPイベント開催や映画制作も気軽にできるようにして、2023年には更なる観光プロジェクトを立ち上げたいとのこと。

Redditで「Legion:Siberian Story」のタイトルを久しぶりに見かけた。これはロシア内戦の真っ只中、シベリアの刑務所に東国されたチェコの軍団兵(ボランティア兵なども含む)達は脱走して25km離れた自分たちの故郷へ帰ろうと試みるブロックバスターLARP(連泊大型イベント)。本当に装備を担いで歩き通すイベントだったそうな。のちにデッキ構築型のカードゲームもリリースされた。

これに似た強烈なLARPは何か? という質問に対して上がってきたのは、サイバーパンクLARP(サイバーパンク2077と同世界線である2.0.2.0を原作にしたLARP)を運営したJackalope Live Action StudiosがSTEAMなどで発売された「This War of Mine」を原作に制作したLARP『A War of Our Own』。これは原作のメッセージである「戦争中、そこにいる人全員が兵士ではない」を再現するため、紛争中の架空の国で起こった紛争で両軍に板挟みにされた民間人の生活を体験する(生き、成長し、難民問題に向き合って愛していく)LARPになっている。

「Legion:Siberian Story」に関しては、未だにLARPイベントのゲームデザイン解析記事がネット上に残っている。


■ 私は湖の番人。この湖フリーダムすぎ!! / ジャーナリングRPG

「The Wandering Lake」でのあなたは、世界の忘れられた場所で湖の番人のマントを手に入れた。一体何の力があるかは謎だが、現在好き勝手に遊びまわっている湖を探して連れ戻す義務が課せられる。その旅の中で名前のない山、気まぐれな森、そして世界の端にある集落を定義し、湖を取り戻すまでを日記に書き記す。

↓他のブロガーのプレイ記事


■ 永遠の夜に寂しさを覚えた吸血鬼は? / TRPG

「How To Date A Vampire」は、最大2人まで遊べるGMレスTRPG。あなたはこれまで、ありとあらゆる人間とデートしてきた吸血鬼。でも、成功率0%! もう、裏社会(死者の世界!?)の人間でも良いよ!ってことで今回のデートがセッティングされた。これから1週間毎日デートをすることになり、1回のデートで吸血鬼側から2つ、人間側から1つ質問する。
最後のデートが終わった後に、お互いに結婚したいと思えればこのゲームは勝ちとなる。そこまでの様子を日記に書き記そう。

振られても、他にアンデットクリーチャーは沢山いるさっ!っていう煽りはどうなの!!??(w


■ 小説執筆支援ツールも兼ねたマップ描写RPG / ソロRPG

「BEHORO」は、荒野を探検し、山に根ざした地下王国を拡大することを目的としたタワーディフェンス&マップ描写RPG。あなたは国の民の生計を守りながら徹底抗戦し、自分の領土をどんどん広げていく。最終的な野望は地上に達して満点の星空を眺めること。

カードの山札からカードを引いて、自分の街を拡張していく。あなたが遭遇するイベントや建造物は、ゲーム内のジャーナリングメカニズムやマップへのスケッチを通じて、あなたの物語と伝承を書き記す。

これだけでも十分に遊べるが、別のジャーナリングRPGをMixして遊ぶことも可能な設計となっているらしい。確かに地下ドワーフ達の戦いを書くジャーナリングRPGと親和性高そう。

何が支援ツール?と思ったけど、どうやらNaNoWriMoを開催している団体へ寄付することを目的としているらしい。なるほど? 後でポチろうかな。


■ジャーナリングRPG×オーディオドラマのコラボ体験 / ジャーナリングRPG

「The STICKER GAME」は、ジャーナリングとオーディオ ドラマを兼ねたシングルプレイヤー体験。41のオーディオトラックに導かれて、重要な研究プロジェクトのエージェントに任命されたあなたは、その音声に含まれる特殊技術を駆使して日記を書く代わりにステッカーを貼ろう。そうすれば、宇宙に漂う電気物質ラドンフィールドを操作でき、奇妙な生化学的特性を解き明かしていけるだろう。

何のこと???? このラドン濃度が変動することで異常現象が起こったりするとかどうとか(悩)

ただ、参考作品が「The Stanley Parable(デットプールのように第4の壁を突破して話に干渉orチャチャ入れするゲーム)」と「Portal 2(ポータル ガンを使用して奇妙な実験を完了させるゲーム)」というので大体察した。シュール系だな!!

私のようにリスニング能力がさっぱりなくても、ちゃんとカンニングペーパー(という名の台本)が付いてくるのでご安心を。遊ぶ際はステッカーをたっぷり用意しておこう


■ トラウマの元凶を倒し、財宝を探すんだ! / ソロRPG

「No Time to Dungeon」はソロのダンジョン攻略RPG。富に目が眩んだあなたは、このダンジョンに足を踏み入れた。でも、ここはあなたにトラウマを植え付けたモンスターがいたことを階段を降りた途端に思い出した! しかも、魔法で入り口が封印されてしまう。
つまり、できるだけ多くの金を集め、内なる恐怖の原因となったモンスターを殺し、肺に息が残っている間に脱出するのだ。久しぶりにダンジョンをマッピングしたい人向け


■ おかえりなさい! 帰郷したときぐらいノンビリしてね / ジャーナリングRPG

「Hygge Holiday」は、北欧の国にある居心地の良い小さな村を舞台にしたソロ ジャーナリング RPG。退職して得た長い冬休みを使って帰郷したあなたは、自分を癒し、人生のシンプルな楽しみを楽しむために時間を費やすだろう。誰と、どう過ごす?
最も記憶に残る瞬間を日記に書き記し、その経験から100 個の紙の雪片を獲得しよう


■ 私たちは、火星へポータルを繋げたはずだった / ジャーナリングRPG

「Project Terminus」はSFサバイバルな音声ログ推奨のジャーナリングRPG。地球を飛び出し、テラフォーミングされた火星へ辿り着くために人類はゲートを開けた。誰もが約束された反映の地の大地を踏みしめられる……はずだったのに、あなたは別次元の地球に1人で立ち尽くしている。ゲートは破壊されていて、このままでは元の場所に戻れない。不可解な異常と環境の歪みに満ちた世界で、あなたは正気を失い切る前にゲートを修理して元の世界へ戻らなくてはいけない。

後日、この物語をの設定を使ったオーディオドラマが公開されるらしい。ふむ? ジャーナリングRPG×オーディオドラマは新たなブームになれるかな?? 設定は興味あるのでポチっておこうかな。


今回はこんな感じ。

よろしければ、サポートをお願いいたします。 紹介もチョイスも未熟なところがありますが、“こういった遊びがあるんだー”というのをお伝えし続けられればと思います。