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8/15の週に気になった未訳ジャーナリングRPG/ソロRPG/TRPG/LARP

今週もやってまいりました。毎週月曜日にウェブ検索やらTLを眺めて、メモっておこうと思ったのをまとめております。これらの気になった作品群は、日本語化されていないものです。あしからず。
また、キックスターターなどの資金調達チャレンジに関するリンクは、クリックした時点で募集を終了している可能性もあります。

■ 音声ログ推奨な2人用ジャーナリングRPG

「Communication Delay」はSFジャンルの2人用ジャーナリングRPG。あなた達は何らかの理由で宇宙船が漂流したため、お互いに反対の方向を探索しつつ漂流することになる宇宙船パイロット役となる。船からの距離が遠くなるにつれて、お互いに送り合っていたメッセージが届く時間が長くなっていく。喜び、幸運、不運、悲劇などのストーリーをお互いに語り合うわけだが、着信がどんどん少なくなり、途絶えた時点でゲームは終了となる。
このゲームでは、音声ログが推奨されている(世界観とSFというジャンルを強調するための演出として)。メールなどでも問題なし。

■ 資金調達チャレンジ中のサイキックジャーナリングRPG

「The Conduit」は、キャラクターであるあなた自身がある日突然テレパシーを受け取る能力を持ってしまったことから始まる。オカルトとスピリチャルが交差したような内容(UFOが楽園へ連れて行ってくれるだとか、神はエイリアンだとか、色々)を1ヶ月の間受信することとなり、そこで学んだことを手書きで書き残していく(あとは雑誌などでコラージュしたりもする)。それは日記であり、予言書であり、黙示録となって、1ヶ月後にはアーティファクトとして手元に残ることだろう。

ライブゲームではなく、プロンプトはD10を使ってランダムに毎日生成されることとなる。ちょっと気になるから、キックしてみた。

https://www.kickstarter.com/projects/1202282794/the-conduit-a-solo-journaling-rpg-zine?ref=thanks-tweet

■ 2人で困難を乗り越えるために……あなたに質問します! / ジャーナリングRPG

Further Questions」は2人用のジャーナリングRPGで、お互いに友人同士だったりカップルだったりという親しい間柄となり、設定された困難な会話や状況を乗り切るために、お互いのバックストーリーを構築し、どのような問題に直面して、質問されていく答えを日記に書き記していく。
細かい設定はゲーム側ではなく、キャラの設定掘り下げ用という印象。

■ オレはこの小説を書き上げるんだウヘヘ / ジャーナリングRPG

ジャーナリングRPG「Writer's Block on The Purple Sea」でのあなたは、小説「紫の海」を書き上げようと毎日プロットと悪戦苦闘している小説家。短編だか長編なのかは不明だが、1ページの文章の先を書くべくあなた自身の内面を探検していくこととなるが……深淵の溝から身投げすることとなって発狂する可能性もあるらしい。は、発狂!!?
ゲームを遊ぶためにコインが必要らしいので、コイントス的な運試しが必要になるかも??

■ 魔女はどの作品ジャンルにもいます / TRPG

ナラティブ的なTRPG「TAROT BYTO」あなたは、SF的なテクノロジーが発展した世界に生きる魔女です。道具を集め、結社に参加し、カードの古い知恵を使って旅を導き、影響力を広げて、共同で作り上げた世界を探索し、呪文を作成し、世界をハッキングしよう。
杖はないけど、レーザー銃が代わりさ!←
1on1からMax22人まで遊べる。ということは大アルカナ1キャラ??

■ SF × ネクロマンサーなジャーナリングRPG

「MOONLIGHT NECROMANCY」でのあなたは、火星を発ったコロニー船ムーンライト号に乗船ししてる医務官(ただし、ネクロマンサー)。今から5年後に新世界へ到達するはずだが、これまでの15年の間にさまざまな出来事によって多くの同僚を失って航行不能の危機に陥っている。今こそ、死体いっぱいの冷凍庫であなたは持てる力を奮って生き残る決意をしなければならない。ゲームはトランプではなく、タロットベースとなっている。

設定が好きかも

■ これは書き写すためのジャーナリングRPG

「The Recipe Book」は、何十年も使ってきた家族のレシピ本がかなりボロボロになってしまったために新しいノートへ書き写そうとする。書き写しながら、食べ物の大切さと料理が家族の思い出にどう結びつくかを体験するためのジャーナリングRPG。Wretched and Alone SRDを利用しているため、若干のバットエンド多めなのではないかと不安になるところがあるが……。
コンセプトは好き。

■ こちらはレシピではなく御伽噺を書き直すジャーナリングRPG

「New Tales of Old」は、昔話に新しいひねりを加えて書き直す、気軽なジャーナリングRPG。もし、あなたが今まで何度も聞かされてきたこの物語に続きがあるとしたら?あるいは、物事の成り行きがそうでなかったとしたら?プレイしてあなたなりの御伽噺を書き記そう。

■ 俺たちは地球に襲いかかるドワーフじゃ!! / ジャーナリングRPG

なにこのキャッチコピー!?と思った「SHIMMERING DEEP」でのあなたは、ドワーフをロールプレイする。地中のどこかに埋まっている漆黒のクリスタル2つを求めて、穴を掘り進めていく。日記ではなく彫った地中のマップを書き記していく仕様のようだ。物語を構築するよりはローグライクゲームって感じがする。

■ 読書の負担を和らげるソロLARP

「Brilliant Rooks Change Lives」は、読書を手助けするマインドフルネスリーディングエクササイズもしくは、LARP。ルーク(鳥)という存在についての栞を使って、読んでいる本の気になった箇所、精神的重荷を感じた箇所、ルークが好きそうな文章を見つけたら、メモしておき、本を読み終えたら精算します。確かに栞データのテキストを見る感じ、確かにLARP。

■ 何があなたを森に導いたのか? 現代童話TRPG

「The Gloaming Diaries」でのプレイヤーであるあなたは、永遠の戦争から逃れた妖精が、森の中で変化を求める人間と出会うことによって生まれた、半人半妖の存在であるグロームスパン(Gloamspun)の役割となる。過去は2つあるが、未来は1つだけ。

10のパス(人間)と10のテイル(妖精)、それぞれの人生を描き、あなただけの物語をタロットカード(もしくはD20)の助けを借りて作る。森の端にある小さな町で、あなたはどんな話をする?人里離れた場所では誰もが少し奇妙だが、あなたほど奇妙な人はほとんどいないのだから。

■ 私は世界の狭間を歩く者 / ソロLARP・ジャーナリングRPG

「The Afternoon Train Home」でのあなたは、スピリットウェーバー……世界の狭間を歩く存在。

あなたは毎日午後の電車に乗り、死んだ人たちの記憶の糸が集まる3つの駅で下車して糸を紡ぐ前にその人が体験した記憶を追体験することになる。

カードを使ってプレイするゲームだが、実際に電車に乗るのも良いだろう


今週はこんな感じ。

よろしければ、サポートをお願いいたします。 紹介もチョイスも未熟なところがありますが、“こういった遊びがあるんだー”というのをお伝えし続けられればと思います。